「隙間ビジネス」舞台裏 (C)週刊実話Web
「隙間ビジネス」舞台裏 (C)週刊実話Web

ゲームだけでは終わらない任天堂『スーパーマリオブラザーズ』~ニッポンを支える「隙間ビジネス」舞台裏

2月17日に米国のテーマパーク『ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド』(USH=米カリフォルニア州)に『スーパー・ニンテンドー・ワールド』がオープンした。


同エリアはスーパーマリオの世界観を具現化したアトラクションで、大阪市の『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』(USJ)に次ぐ海外初の施設。『USH』にとっては、2016年のハリー・ポッター以来の大規模工事だったという。


【関連】コロナでブームは去った!? マラソン大会存続の危機~ニッポンを支える「隙間ビジネス」舞台裏 ほか「そのため、『USJ』同様にマリオの世界観が楽しめると話題に。クッパ城やピーチ城などエリアを彩る建物はもちろん、マリオカートなどのアクティビティーも人気なのです」(ゲーム記者)

フロリダにもオープン予定

ただ、それも当然の成り行きと言えなくもない。家庭用ゲームの衰退と『Wii U』の拡販に失敗にした『任天堂』は、2015年に『ユニバーサル・パークス&リゾーツ』(ユニバーサル・テーマパーク)と提携。ゲーム機以外で、収益化を目指すことを命題にしたからだ。

「おかげで『任天堂』は今後フロリダ州の『ユニバーサル・オーランド・リゾート』にも同エリアをオープンさせる予定。収益の柱とする方針なのです」(同)


まさにマリオはドル箱だ。