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木村拓哉ブランド崩壊と電撃離婚説でイメージダウン…月9『教場』で問われる真価

Roman Samborskyi
(画像)Roman Samborskyi/Shutterstock

ジャニーズ事務所所属の俳優・木村拓哉(50)が主演するフジテレビ系の月9ドラマ『風間公親-教場0-』が、いよいよ4月10日からスタートする。

実はこの作品、すでに映画化が決まっていると噂されている。

「長らく低視聴率に悩まされてきたフジテレビですが、昨年社長に就任した港浩一氏が、復権とばかりにドラマと映画事業に力を入れているんです。今クールでは、草彅剛主演の『罠の戦争』を実現させるために、ジャニーズ事務所と直談判したとまで言われていますからね。当然、『教場0』も劇場版ありきだと思いますよ」(芸能ライター)

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もともと同作は「フジテレビ開局60周年」の特別企画として、2020年の1月4日と5日の2夜連続で放送されたスペシャルドラマだ。

テレ朝系の連ドラが大コケ

数々のトレンディードラマに出演してきた木村が、一転して冷徹な隻眼の警察学校教官を演じる姿が話題になり、視聴率15%を超える大ヒット。翌21年の正月にも『教場Ⅱ』が放送され、こちらも2夜連続で13%を記録し、ファンからさらなる続編を期待する声が上がっていたのである。

「木村にとっても、名誉挽回のチャンスなんです。昨年放送されたテレビ朝日系の連続ドラマ『未来への10カウント』が大コケ。上映中の『THE LEGEND & BUTTERFLY(レジェンド&バタフライ)』も興行収入が伸び悩み、木村ブランドに傷がついた。さらに、プライベートでも妻の工藤静香の不倫疑惑や電撃離婚説まで報じられイメージダウン。今回の作品でリベンジを果たさなければ、今後の仕事にも影響しますからね」(同・記者)

フジテレビ側の力の入れようもハンパない。小日向文世や小林薫といったベテランから新垣結衣や白石麻衣というキレイどころ、北村匠海に染谷将太といった勢いのある若手をキャスティング。さらには、厚生労働省が指定する特定疾患「特発性大腿骨頭壊死症」の治療のため無期限休養に入っていた俳優の坂口憲二も9年半ぶりにドラマに引っ張り出すなど、まさに背水の陣で撮影を進めている。

「今回のドラマでは、木村演じる風間の過去が描かれますが、いわばこれは〝前フリ〟のようなものでしょう。最終話に掛けて謎を残し、そのまま劇場版に誘導するような展開が予想されます」(同・記者)

木村は、過去に月9ドラマを映画化した『HERO』が2作合わせて120億円を超える大ヒットを記録している。『教場』の劇場版でそれを塗り替え、〝真のレジェンド〟になれるか。木村の真価が問われる。

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