道端ジェシカ (C)週刊実話Web
道端ジェシカ (C)週刊実話Web

道端ジェシカ逮捕で注目の“MDMA”セレブの間で流行るワケ「快楽漬け」になったモデルも

美人モデル姉妹の次女、道端ジェシカ容疑者(38)が警視庁に麻薬特例法違反の疑いで逮捕され、芸能界に衝撃が走っている。〝セックスドラッグ〟の異名を持つ合成麻薬「MDMA」を所持していたことから、捜査当局が使用を含めた実態解明を進めているからだ。


全国紙の社会部記者が言う。


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「ジェシカ容疑者は、3月20日までに都内のホテルで逮捕されました。事件の端緒となったのは、米国から成田空港に届いた荷物の中にMDMAが隠されているのを税関職員が発見したことから。送り先となっていたホテルに荷物が到着したところで、警視庁の捜査員が室内にいたジェシカ容疑者と、交際中とされる外国人男性を逮捕した。ちなみに問題の荷物は、この外国人男性名義だったのです」


アルゼンチンとイタリア人のハーフである父と、日本人の母を持つジェシカ容疑者は福井県出身。中学時代にモデルの仕事に就くと、2007年には人気ブランド『サマンサタバサ』のモデル兼デザイナーに就任。10年にはパリコレに参加するなど、その美貌で一躍トップモデルへと駆け上がった。


「姉はカレン、妹はアンジェリカで〝道端3姉妹〟として芸能界でも知名度を誇った。中でもジェシカは身長173センチ、鍛え抜かれた〝ボン、キュッ、ボン〟のダイナマイトボディーで人気でした」(ワイドショー・スタッフ)

パートナーともに容疑を否認しているが…

また、〝モテ女〟としても有名だったジェシカ容疑者は、14年12月に英国人F1ドライバーのジェンソン・バトンと結婚。約1年後に離婚すると今度は米国人映画プロデューサーと交際し、17年には第1子を出産。この男性や娘とハワイで生活し始めたが、狙った男を落とす手練手管は以前から語り草だった。

「最初の夫のバトンは知人の紹介で知り合うや、あっという間に自分のモノに。現在のパートナーも、超セレブ一家の御曹司だという。今回、一緒に逮捕された外国人男性はそのパートナーのようだが、以前から〝金持ち好きでテクも抜群〟とのウワサさが絶えなかったのです」(スポーツ紙デスク)


もっとも、今回の逮捕劇で捜査当局が注目しているのは、ジェシカ容疑者と〝MDMAの関係〟だという。「エクスタシー」の異名もあるMDMAは覚醒剤に似た化学構造を持っており、錠剤やカプセルとしても流通。使用すると恍惚感を得られることから、性行為に使用される例が極めて高いからだ。


「そのため、ジェシカ容疑者も〝キメセク〟に使用していた疑いが持たれている。ただし、ジェシカ容疑者と一緒に逮捕された男性は、どちらも容疑を否認しているのです」(前出・全国紙社会部記者)


気になるのは、この合成麻薬を服用するとどんな作用が得られるかだが、最大の特徴は幻覚や興奮作用とともに他者との〝一体感〟が強烈に高まるという。


海外で使用経験のあるファッション誌の元モデル女性が、その抗い難いトリップ感をこう明かす。


「MDMAを飲むと体が火照って相手を抱きしめたくなり、異常な高揚感に包まれていたしてしまう。私の場合は通常の5倍くらい気持ち良くて、何度も達しました。モデル仲間の間でもはやっていて、クラブにいる密売人から購入する者も少なくない。DJの男たちと服用してクラブのトイレで乱れたり、ホテルに連れて行かれて翌日の昼まで…なんて話もよく聞きますね」

最近はスピリチュアル思考に

セックスドラッグと呼ばれる薬物には、MDMAの他にも幻覚作用が強いコカイン、意識が離脱した感覚に陥る麻酔薬ケタミン、トリップ効果のある合成麻薬GHBなども存在する。だが、その中でもセレブやモデルたちへの浸透ぶりはMDMAが桁違いで、所持や使用に手を染める者が後を絶たないのだ。

薬物事件を担当する捜査関係者が、その実情と危険性をこう語る。


「1錠5000円前後で密売されているMDMAは、青や緑、黄色などカラフルな錠剤が多く、遊び感覚で使用する者も多い。女性モデルが金持ち男たちとホテルで服用して〝快楽漬け〟の休日を送ったり、レイブと呼ばれる野外音楽パーティーに使う例も目立つ。以前、逮捕したモデルの女からは『抜かずに5発やった』と聞いたことがあるが、半面、ショック死や精神錯乱、心不全や脳卒中、内臓障害などを引き起こす可能性も高い危険な薬物なのです」


 
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ちなみに、ジェシカ容疑者はここ最近、インスタグラムに奇妙な投稿をしていたという。今年2月27日には、「南米アマゾンに生息するカエルの毒を体内に入れる」という治療法について力説。「オーラ」「チャクラ」などといったスピリチュアルな言葉が並ぶ記述も増えていたのだ。


「実際、彼女が薬物とどのように関係していたのか、今後、警視庁は尿検査も含めて慎重に調べを進めていく方針。ただ、今年1月にインスタの過去記事をすべて削除し、精神世界に傾倒する書き込みが目立ってからは、知人らの間にも不安が広がっていたのです」(芸能プロ関係者)


ジェシカ容疑者は類いまれな美貌を武器に、セレブな人生を歩んできたが、この事件が華やかな芸能生活に大きな傷を付けたことは間違いないようだ。