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報ステに「無謀な挑戦」!? テレ東WBS“したたか戦略”とは~銭で見えてくる『テレビ・芸能マル秘報告書』

ワールドビジネスサテライト(WBS)で報ステに戦いを挑むテレビ東京の勝算とは(C)週刊実話Web
ワールドビジネスサテライト(WBS)で報ステに戦いを挑むテレビ東京の勝算とは(C)週刊実話Web

民放キー局関係者から失笑を買っているのがテレビ東京の前代未聞、いや無謀ともいうべきチャレンジだ。

先ごろ、テレ東は看板番組である『ワールドビジネスサテライト(WBS)』(月~金曜・23時)の枠異動を発表した。4月改編から放送時間を1時間繰り上げ、22時に変更する。この真上に鎮座するのはテレビ朝日が誇る人気報道番組『報道ステーション』。何とテレ東は真正面からバトルを仕掛けるのだ。

「一報を聞いたとき、またテレ東の話題作りかと思ったが、関係者から話を聞くにつれ、テレ東サイドは至って本気であることが判明した。『WBS』は番組放送開始から32年。テレ朝に視聴率で勝つ気でいる」(芸能プロ関係者)

ちなみに、番組視聴率だけを比較しても『WBS』が不利なのは一目瞭然。

「世帯視聴率ですが、『報ステ』は常に10%前後をキープしている。対する『WBS』は3~4%台。6%の差を埋めるには、データマーケティング上は不可能と断言してもいい」(広告代理店関係者)

視聴率だけではない。制作費やスタッフの総数においても天と地の差がある。

「制作費はテレ朝が1本当たり5000万円~なのに対し、テレ東は700万円~。約7倍以上も差がある。スタッフ数も1000人以上の『報ステ』に対し、『WBS』は20~30人程度です」(制作関係者)

防戦一方の『報ステ』はむしろ不利!?

そもそも、『WBS』は主要株主である日本経済新聞のバックアップのもと、経済ニュースに特化した報道番組。『WBS』が総合ニュースを扱う『報ステ』に、なぜ無謀な戦いを挑むのか。

「1つはコロナ禍で生活習慣が変わったこと。『WBS』の主な視聴者は40~50代の大企業に勤めるホワイトカラー。働き方改革や在宅勤務の推奨で残業時間が大幅に減り、『WBS』が始まる23時はまさに就寝時間なんです。『WBS』が22時台に放送されることで、仕方なく『報ステ』を見ていた視聴者を奪還できるという計算です。本音は1%でも増えれば、大成功なんです」(テレ東関係者)

さらにこんな証言も。

「22時に放送することで、番組の価値とCM単価がUPします。テレ東はローカル(全国ネットを持たない)のため、CMスポット単価は100~150万円くらい。しかし、22時以降という時間帯で1割から2割近くCM単価がUPする。番組の価値を上昇させることに結びつくわけです」(同・関係者)

迎え撃つテレ朝サイドは、

「視聴率が少しでも落ちたり、0.1%でも『WBS』が勝てば、それだけでニュースになる。防戦に終始せざるを得ないテレ朝は、むしろ不利かもしれません」(テレ朝関係者)

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