4月から慶應大学環境情報学部に進学する俳優の鈴木福が、早くも「留年するのではないか」と、ネット上で話題になっている。

鈴木は、朝の情報番組『ZIP!』（日本テレビ系）の木曜パーソナリティーを務めることが発表されたばかり。最年少の「曜日パーソナリティー」になる鈴木は、次のように意気込みを語った。

【関連】鈴木福「進学バッシング」の危機再び！元人気子役の“ガチ受験”報告で比較対象に？ ほか「最年少として若さと言いますか、自分ならではの雰囲気が出せたらいいなと思います。小さい頃から皆さんに『親近感がある』という風に言っていただくので、テレビの中からではありますが、お茶の間に一緒にいるような感覚に、朝からできたら楽しいかなと思います」

「木曜1限」に必修授業

ファンからは「頑張ってください！」とエールが送られる一方、「大学1年生って1限からびっしり授業あるけど大丈夫なのか？」などと、学業との両立を不安視する声もネットで上がっているのだ。

実際、大学が公式サイトに公開している時間割を見てみると、「木曜1限」に環境情報学の〝基盤科目〟があり、『ZIP!』とモロ被りしている。

「基盤科目とは、学部を問わず全ての学生が最初に学ぶ基本となるもので、これらの科目を学ぶことで、今後の研究や各種プロジェクトに必要な学力を養っていくもの。一部の科目は〝必修〟となっており、きちんと授業に出席して単位を取得しなければ、進級ひいては卒業することもできません」（学校関係者）

とはいえ、1限は9時25分から始まるため、8時に番組が終了すればギリギリ授業に間に合いそうだ。

「実は、今年の4月から『ZIP!』は放送時間が3時間10分に拡大されるため、終了するのは9時なんです。移動時間も考えれば、かなり厳しいスケジュールになりそうです」（スポーツ紙記者）

偏差値40台の高校から慶應大学にAO入試で合格したため、〝学歴バッシング〟にさらされている鈴木。万が一にも留年したり、卒業できなかったとなると「やっぱり」と言われかねない。

新入生の鈴木が朝に向かうべきは、テレビ局ではなく大学の教室だと思うのだが…。