昨年10月末にジャニーズ事務所副社長を退任。その動向が注目されていた滝沢秀明氏が、新会社「TOBE」を設立した。

ジャニーズ事務所で数々の人気男性アイドルグループをプロデュースしてきた滝沢氏が、いよいよ本格的に再始動するとあって期待が高まっているが、一部関係者の間では「女性アイドル」も手掛けるのではないかと話題になっている。

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「タッキーは『TOBEのプロデュースで新しい世界を舞台に活躍する、次の才能を探しています』と、新人オーディションを実施することを明かしていますが、その〝応募要項〟が業界人をザワつかせているのです」（芸能ライター）

サイトには「日本国内在住の方」「審査過程においてテレビ・WEB・その他媒体にて出演可能な方」「合格後のレッスンに参加可能な方」の3点のみ。年齢や性別についての記載がないのだ。

現社長もジャニーズ所属の元女性アイドル

芸能ライターが続ける。

「これまで日本では、秋元康氏が総合プロデューサーを務めるAKB48グループと坂道シリーズが市場を独占してきましたが、タッキーがジャニーズ事務所のノウハウを活かした女性アイドルやグループを誕生させれば、強力なライバルになるはずです」

現在は男性アイドル専門のジャニーズ事務所だが、過去には元ミスユニバースの飯野矢住代や、「スリーヤンキース」、「オレンジ・シスターズ」といった女性アイドルや女性のグループも所属していたことがある。

「現社長の藤島ジュリー景子氏もその1人です。しかし、いずれもブレークすることなく、今では同事務所に女性タレントの専属所属者は存在しません。ジャニーズ事務所は、タッキーが男性アイドルをプロデュースすることに戦々恐々としていますが、女性アイドルであれば〝潰し〟をかける必要もなくなる。そのあたりのことも計算し、タッキーもまずは女性アイドルをデビューさせて古巣の出方をうかがうのではないかと言われているのです」（同・ライター）

滝沢氏の再始動で困るのはジャニーズではなく、秋元康氏になるかもしれない。