『仮面ライダー』生誕50周年企画として、庵野秀明氏が脚本・監督を務める映画『シン・仮面ライダー』が、思わぬ苦戦を強いられている。
同作は、『シン・ゴジラ』と『シン・ウルトラマン』に続く〝シン〟シリーズ最新作。『シン・ウルトラマン』では樋口真嗣氏が監督を務めたが、今回は監督と脚本を庵野氏が担当。1971年から放送された初代『仮面ライダー』へのリスペクトに満ちた作品に仕上がっているのだが…。
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「公開初日の3月17日から19日までの週末映画動員ランキングでは、Snow Man・目黒蓮主演のラブストーリー『わたしの幸せな結婚』に次ぐ2位。公開から3日間での動員は34万5000人、興行収入5億4200万円を記録したものの、『シン・ゴジラ』の8.4億円、『シン・ウルトラマン』の9.9億円には遠く及ばず、期待して映画館に足を運んだファンからは〝期待はずれ〟の声も上がっています」(映画ライター)
『ゴレンジャー』や『キカイダー』も
ネット上には、変身ヒーローものであるにもかかわらず、〝怪奇ホラー〟のテイストが強く、暴力的な描写を問題視する声なども見受けられる。
「もともとの『仮面ライダー』はダークヒーローという設定なので、そちらに寄せたのでしょうが、子ども向けのヒーローを見慣れた人々は違和感を感じるのかもしれません。また、〝シークレット・キャスト〟が演じるクレイジーかつセクシーな役柄についても疑問の声があるようですね」(同・ライター)
今後は、『シン・ウルトラマン』の興収44.4億円にどこまで迫れるかが焦点になりそうだが、ネット上では早くも次の〝シン〟シリーズの予想で盛り上がっている。
映画ライターが続ける。
「有力視されているのは1975年に放送され、2025年に50周年を迎える『秘密戦隊ゴレンジャー』です。『人造人間キカイダー』を予想する声も多い。意外なのが、『シン・ドラえもん』。あくまでもファンの勝手な願望ですから実現する可能性は低いのですが、庵野監督が手掛ける新しいドラえもんの世界観はちょっと見てみたい」
『シン・仮面ライダー』は庵野ブランドの〝限界〟を感じさせる出来だったが、次の〝シン〟シリーズでは、ファンが思わず唸ってしまうような作品を期待したい。
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