川島明 (C)週刊実話Web
川島明 (C)週刊実話Web

WBC決勝当日もブレなかった『ラヴィット!』に称賛も…“新たな懸念材料”

WBCで14年ぶり3度目の世界一に輝いた侍ジャパン。選手たちが帰国してからも、いまだにお祭り騒ぎが収まらない。


3月22日に行われた決勝の対アメリカ戦を中継したテレビ朝日では、翌日から『モーニングショー』などで大谷VSトラウトの世紀の対決シーンを延々と流し、決勝戦の栗山監督の裏話も放送。放送権のない日本テレビ系『スッキリ』やフジテレビ系『めざまし8』も、熱狂する街の様子を伝えるなど、侍ジャパン・フィーバーに乗っかろうと必死で食らいついている。


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そんな中、放送権を持っていながら〝通常運転〟を続けているのが『ラヴィット!』(TBS系)だ。


テレ朝が決勝戦を中継している裏で始まった22日の放送では、MCの麒麟・川島明が「本物のラヴィット!ファンの皆さん、おはようございます! 観てる? ラヴィット!やってるよ~!」と呼びかけ、完全に開き直っていた。


「これがウケ、一時SNSでトレンド入りしていましたからね。決勝戦の中継のため、番組を休止した『モーニングショー』の羽鳥慎一アナも、『ちょっとラヴィット!を見ちゃった。どうしてるんだろう?』と気になった様子で『ゆるキャラが競争していました』と明かしていましたよ」(スポーツ紙記者)

決勝当日は視聴率が半減

2021年4月にスタートした『ラヴィット!』は、〝脱ワイドショー〟を目指し、時事ネタやニュースなどを一切扱わない「純粋なバラエティー路線」を打ち出し、当初は苦戦を強いられた。

「連日、低視聴率の爆死ぶりが報じられ、半年もたないと言われていたんです。ところが、完全にお笑いに振り切ったことで徐々に低視聴率の沼から抜け出し、最近はお笑い好きの視聴者を中心に人気番組にまでなっているんです。今回も、せっかく高いカネを払って放送権を買っているのに完全スルー。『ラヴィット!』ファンからは称賛の声が寄せられています」(同・記者)


ただ、決勝が行われた22日の視聴率は1.3%で、前4週平均の2.7%から半減。さすがに苦戦したようだが、ブレない番組姿勢に「ほっとする」とファンから安堵の声も上がっている。


サッカーW杯、WBCはなんとか乗り切った『ラヴィット!』だが、東日本大震災のような大災害が起こったときはどうするつもりなのか。あらゆる意味で、今後も『ラヴィット!』から目が離せない。