4月はSG競走の開催がないが、18日から23日まで、ボートレース若松で『プレミアムGⅠマスターズチャンピオン』が開催される。
西島義則、江口晃生、今垣光太郎、村田修次、原田幸哉、上平真二と、すでにマスターズチャンピオンのタイトルを持っている選手が6人出場するが、今年の大会で注目したいのは、まだこのタイトルを取ったことのない実力者だ。
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その筆頭が、王者・松井繁。SGタイトルはグランプリ3回、クラシックとオールスターが各2回、オーシャンカップ4回、ダービー1回で通算12回。今年は1月に開催されたプレミアムGⅠBBCトーナメントで優勝を飾り、王者健在をアピールした。マスターズチャンピオンの歴代覇者の中に松井の名前がないのは、むしろ不自然。松井自身はもちろん、ファンも松井の優勝を待ち望んでいる。
地元ファンの期待に応えたい瓜生正義
今年の舞台が若松ということを考えると、瓜生正義にも大きな期待がかかる。瓜生のSGタイトルはグランプリ、オールスターとメモリアルが各2回、グラチャンとオーシャンカップが各1回、そしてダービー3回で通算では11回。松井にもヒケを取らない実績を誇っている。
同期のライバル原田幸哉が、すでにこのタイトルを持っているだけに、瓜生も負けてはいられない。地元ファンの熱い声援も力になるはずだ。