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JRA重賞『高松宮記念』(GⅠ)「週刊実話」競馬班 超本気データ攻略

ナムラクレア
ナムラクレア

過去10年、1番人気馬は【2・1・2・5】と、全幅の信頼は置きづらい成績。さらに稍重〜不良だと【0・1・2・3】なので、ひと雨あったときは、より疑ってかかるべきだろう。枠番別に見ると、1枠が【1・0・0・19】と不振だが、有力馬がたまたまいなかっただけ(3番人気以内は0)。枠順に関しては、過度に気にする必要はなさそうだ(以下のデータは、特に断りのない限り過去10年の集計)。

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《前走別》
主要な前哨戦別の成績と複勝率、今年の参戦馬は以下の通り。シルクロードS(1着ナムラクレア、2着ファストフォース、4着トウシンマカオ、7着ウインマーベル、12着キルロード)は、【4・2・1・23】で23.3%。阪急杯(1着アグリ、2着ダディーズビビッド、7着グレナディアガーズ、14着ホープフルサイン)は、【3・2・3・38】で17.4%。オーシャンS(1着ヴェントヴォーチェ、2着ディヴィナシオン、9着ナランフレグ、15着オパールシャルム)は、【1・2・5・54】で12.9%。なお、オーシャンSを勝って臨んだ馬は【0・0・0・9】。ヴェントヴォーチェはこれを覆せるか。香港スプリントからの参戦組は【1・0・1・3】。2021年にダノンスマッシュが香港からの連勝で戴冠を果たしているが、香港の成績と必ずしも連動しない点は注意しておきたい。今年は5着だったメイケイエール、21年に出走し競走中止だったピクシーナイトがエントリーしている。

《馬場実績・持ちタイム》
中京芝1200メートルで目立つ実績を残しているのはナランフレグ【2・2・1・1】、メイケイエール【2・0・0・1】、ウインマーベル【1・1・0・1】、キルロード【1・0・1・1】、ダディーズビビッドの【0・2・0・2】、ファストフォースの【0・2・0・2】といった面々。持ちタイムトップは1分6秒0のファストフォース。以下、1分6秒1のピクシーナイト、1分6秒2のメイケイエール、1分6秒8のヴェントヴォーチェとダディーズビビッド、1分6秒9のボンボヤージと続く。ここまでが1分6秒台だ。過去10年の最速タイムは1分6秒7で、良馬場で行われた4回の平均勝ちタイムは1分7秒7。

《馬齢・性別》
年齢別で見ると、勝ち馬が最も多いのは5歳で【4・3・3・36】、次が4歳で【3・2・3・30】、続いて6歳が【2・5・3・33】。ここまでは複勝率20%強でほぼ並んでいるが、7歳以上は【1・0・1・50】。ベテラン馬は割引が必要か。性別では、トータルの数字では牡馬【8・5・6・99】、牝馬【1・5・3・48】で、牡馬が圧倒しているものの、連対率、複勝率ではほぼ互角。セン馬は、サンプル数が少ないながらも【1・0・1・2】と好成績で、今年の出走馬はキルロードのみ。昨年は17番人気で3着と激走したが、年齢を1つ重ねて8歳となった点は懸念される。

◎ナムラクレアから印各馬への馬連で勝負!

◎ナムラクレアは、芝1200メートルは6戦4勝3着1回。GⅠでは⑤③⑤着とあと一歩だが、この舞台で今回の相手ならチャンスは十分。シルクロードSを勝ち、馬場適性も証明済み。○はウインマーベル。前走7着は休み明けで12キロ増だったことが原因だろう。叩いての上積みがあれば昨秋のスプリンターズS2着の本領発揮。中京も得意だ。▲はアグリ。距離実績に乏しいのはネックだが、4連勝の勢いは軽視できない。△は、持ち時計あるファストフォース、ムラ馬も能力高いメイケイエール、昨年2着のロータスランド。馬券は◎から印各馬への馬連で勝負!

《結論》
◎ナムラクレア
○ウインマーベル
▲アグリ
△ファストフォース
△メイケイエール
△ロータスランド

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