
3月22日(日本時間)に行われたWBCの決勝戦で、日本代表・侍ジャパンが3対2でアメリカ代表を撃破。2009年の第2回大会以来、14年ぶり3度目の優勝を飾った。
今大会はテレビ朝日とTBSが試合を生中継しており、決勝はテレ朝が担当していた。
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しかし、日本の優勝を受け、TBSが急きょ同日午後7時から『WBC緊急放送 決勝 日本×アメリカ 〜世界一の歓喜をもう一度!〜』の放送を決めたのだ。
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「TBSは、21日の準決勝『日本対メキシコ』を朝から中継し、劇的な逆転勝利だったため、同日夜にも急きょ再放送しています。映像を使用できる権利があるため、テレ朝が22日の朝から生中継したアメリカとの決勝戦を、そのまま夜に流すことを決めたようです」(他局のスタッフ)
準決勝メキシコ戦〝再放送〟で19.8%
今回、TBSとテレ朝はWBCの放映権料として20~30億円支払ったといわれており、どんなに生中継で高視聴率を叩き出しても黒字化は厳しいとされている。
「そのため、稼げるなら少しでも稼いでおこうという方針なのでしょう。学校や仕事などでリアルタイム視聴できなかったファンも多いでしょうから、それなりに視聴率もとれるはずです」(同・スタッフ)
準決勝のメキシコ戦を急きょ〝再放送〟した21日の午後7時からは、裏に『芸能人格付けチェックBASIC~春3時間スペシャル~』(テレ朝系)と『ヒューマングルメンタリーオモウマい店 春の2時間SP』(日本テレビ系)の2つの人気番組があった。
「TBSは『バナナサンド』を放送予定でしたが、それよりWBCを急きょ再放送する賭けに出た。これが大当たりし、平均世帯視聴率19.8%、平均個人視聴率13.1%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)と高視聴率を記録。22日の決勝もダルビッシュから大谷翔平という〝夢のリレー〟で優勝を勝ち取ったので、TBSも〝夢を再び〟と決断したのでしょう」(同・スタッフ)
しかし、2夜連続の緊急放送にはネット上で「さすがにやりすぎ」などの声も。
「TBSは21日の準決勝メキシコ戦終了後も、情報番組『ひるおび!』から『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』、『Nスタ』と、延々とWBCを流し続け、そのまま試合の再放送に繋げましたからね。一部の視聴者からは『いい加減にしろ』という声も上がっていました。特に、野球に興味のない視聴者からすれば、うんざりといったところかもしれませんね」(ネットライター)
思わぬところでケチをつけられたTBSだが、そのなりふり構わぬ姿勢は、最後まであきらめない侍ジャパンのスピリッツそのものだ。
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