大和田南那(C)週刊実話Web
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女優・元「AKB48」/大和田南那インタビュー〜“世界で最も美しい顔”88位の素顔とは…!?

13歳で『AKB48』の15期生として芸能界入りした大和田南那。今年24歳になる彼女は、芸歴でいうと早10年ということになる。2017年にAKBを卒業。2019年には自身初となる写真集『りすたあと』(ワニブックス)を発売。21年にはファーストDVD『大和田南那/21』(イーネット・フロンティア)を出すなどグラビア活動や舞台にも力を入れてきた。昨年、「世界で最も美しい顔を持つ女性88位」にも選ばれた彼女の、恋愛事情やAKB裏エピソードに迫る!


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――13歳でAKBに入ったということは、当時は中学1年生ということですよね?


大和田 そうですね。ちょうど大島優子さんが卒業する時期で、人気もすごかったので、まさか自分が受かるとは思いませんでした。たまたまオーディションを知り、親と一緒にノリで応募したんです。今でも家族には「持ってるね」と言われてます。


――研究生から始めて1年で昇格。15期生の同期は誰になるんですか?


大和田 現役で残っているのは向井地美音ちゃんなど7人です。


――交流は今でもありますか?


大和田 最近、番組でパチンコや競輪をやることが多いのですが、個人的には麻雀にもハマっているんです。もともと正月になると家族でやっていて面白いとは思っていたんですけど、リアルではやれるチャンスがなくて…。1年ほど前、現役のAKBの子に教えて、やるようになりました。


――なんと、現役のAKBメンバーと麻雀を!?


大和田 でも、2人しかできる子がいなくて、もっぱら三麻(3人での麻雀)なんですけどね(笑)。

「持ってる」とポジティブに

――麻雀は何が面白いですか?

大和田 ポーカーやボードゲームと同じ感覚で始めたんですけど、もっと奥が深いですね。将棋ではプロに絶対勝てないけど、麻雀は勝てることもあるじゃないですか。そういう、運要素があるところが好きです。


――芸歴でいうと早10年ですが、振り返ってみてどうですか?


大和田 飽き性の私が、同じことを10年続けられたのが感慨深いです。習い事も1年続いたことがなくて、ピアノ、ギター、ダンス、塾などみんな中途半端だったんです。唯一、続けられたのがバスケくらい。AKBのオーディションでも、そこはアピールしました。


――ギャンブル繋がりで聞くと、AKBのじゃんけん大会にも出てますよね?


大和田 はい。2回出てるんですけど、1回目は1回戦だけ勝って2回目は初戦敗退でした。そのときは大好きなマイメロのコスチュームを着て、着ぐるみのマイメロも応援に来てくれていたのに…。めっちゃ気まずかったです。じゃんけんは基本、負けますね。友だちと「男気じゃんけん」みたいにお菓子などを賭けてやることもあるんですけど、支払いはいつも多めです。


――「持っている」はずなのに?


大和田 そういうところでは運を使わない人生なんだと考えるようにしています。それでも家族は「持ってる」「運がある」と言ってくれるので、人生うまくいってるんだと思うようにしているんです。仮にうまくいかないことがあってもポジティブな言葉を言うことで切り替えるようにしています。


――最近は精力的に舞台の仕事をしているようですね。


大和田 2月から4月まで、立て続けに3本入ってるんです。2月が『遠き日の落球〜あの時から続いているから今なんだ〜』(シアターアルファ東京)で3月は『LIAR  GAME murder mystery』(飛行船シアター)、そして4月7日〜16日が『けむりの肌に』(CBGKシブゲキ!!)が予定されています。『けむり〜』は自殺した学生時代の友人をめぐるドラマで、ヒロインを演じます。 キスシーンは未体験!?

――舞台の魅力は何でしょうか?


大和田 私、AKBの中でもお芝居の仕事をさせていただくことが多かったんです。メンバーだけのミュージカルとか『マジすか学園』(テレビ東京)というドラマにも出ました。そういう経験からお芝居が楽しいと思うようになり、アイドルの仕事よりもお芝居をメインにしたいと思い卒業を意識するようになりました。2月の『遠き日の落球〜』では野球部のマネジャー役だったのですが、後悔して泣きながらセリフを言うシーンでは全公演ボロボロ泣けたんです。ライブで自分の感情が入り、それを直接見てもらえるのは舞台ならではですよね。


――野球部が舞台ということは、男性の共演者も多い。恋に発展することはなかったですか?


大和田 私って、そういうのが本当に疎いんです。恋愛経験も少ないし、どこかで待ち合わせて遊園地に行くみたいなデートも、1回もしたことがないんです。好きなタイプは? とよく聞かれるんですけど、ゲームやアニメが好きで、ものすごいインドア派なので、趣味が合う人がいいかなと思います。一緒にやってくれる人が理想ですね。


――外見などの好みはどうですか?


大和田 ストライクゾーンはめっちゃ広いと思います。いま、若い女の子の間で「蛙化(かえるか)現象(※)」というのが流行してるんですけど、それが転じて、男性がこういうことをしたらイヤだということ全般を「蛙化」というんです。例えば、エスカレーターや歩く歩道で調子に乗って後ろを向いててコケた姿とか。フードコートでお盆を持ってキョロキョロしている姿を見て「蛙化した」みたいに使うんです。そういう姿を見たくなかったということなんでしょうね。

インドア派のズボラ女子!?

――言ってみれば減点法ですね。

大和田 私、そういうのにまったく共感できなくて。もともと、かっこいい人を求めてない、期待値が低いんだと思います。むしろ、なんとも思ってない人が「こんなことができるんだ」となると評価が急上昇しますね。


――加点法、いいですね! ものすごいインドア派ということは、休みの日はずっと家ですか?


大和田 そうですね。着替えるのが面倒なので、ギリギリ外に出られるような格好をして、食事は頑張ってコンビニに行きヨーグルトやサラダを買ってきます。自炊はほどんどしないので。


――まさか…そんなズボラ女子が「世界で最も美しい顔を持つ女性」88位の実態だったとは!?


大和田 本当に申し訳ないです(笑)。ただ、あれって「ノミネートされました」という連絡は今までにも何回かあったのですが、その後の結果は梨の礫だったんです。なので、今回も意識することがなくて、ファンの方に「おめでとう」と言われて知ったくらい。正直、一体誰が決めてるんだろう? という感想くらいしかないですね。


――どうせなら88位よりもう少し上がよかったですか?


大和田 それはちょっと思いました。77位とかがよかったです。名前の南那にかけて(笑)。


――(笑)さて、今年でキャリア10年ですが、次の10年はどんなことに挑戦していきたいですか?


大和田 何も考えずにAKBに入り突っ走ってきた感じでしたが、次の10年も同じような気がします。ただ、お芝居の面では明るくて王道なヒロインが多かったので、まったく違う役もやってみたいですね。めっちゃ悪い人とかいじめられる役、ミステリアスな役とか…。


――セクシーな役はどう?


大和田 やってみたいんですけど、できるかなぁ〜。


――自分に色っぽい要素はあると思いますか?


大和田 私、夏になると私服の露出がめっちゃ多くなるんですよ。背中ががっつり開いてる服で、下着をどうやって穿いてるの? みたいな。20代前半のできるセクシーはそこが限界かな。


――ラブシーンはどうでしょう?


大和田 実は、キスシーンもまだなんです。


――それは意外!


大和田 別に拒否しているわけじゃないんですけど、オファーが来ないんです。もしも来たら緊張しそうですね。めっちゃ歯磨きするのかなぁ(笑)。


※「蛙化現象」=好意を抱いている相手が自分に好意を持っていることが明らかになると、その相手に対して嫌悪感を持つようになる現象。
◆おおわだなな 1999年9月15日生まれ。T159、B80・W61・H86。ツイッター@Nana_Owada728 YouTube『大和田南那ちゃんねる』では自分で撮影&編集までするこだわりを見せる。