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ジャニーズ“性加害疑惑”BBC報道で波紋…ジャニー氏「お気に入り」続々退所は偶然か

ジャニーズ事務所
ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web

日本の芸能界で『男性アイドル王国』を築き上げたジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川さん(享年87)の〝性加害〟疑惑を、英国公共放送『BBC』(日本時間3月8日放送)が特集した。このBBCのドキュメンタリー番組は、各方面に波紋を広げている。

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昨年、BBCはジャニーズ事務所に再三、直接取材を申し込んだが叶わず、藤島ジュリー景子社長は文書でこう述べるにとどまった。

「今回、このような内容で貴社よりご取材いただいたことを大変重く受け止めております。2019年の弊社代表の死去に伴う経営陣の変更を受けて、時代や新しい環境に即して、経営陣、従業員による聖域なきコンプライアンス遵守の徹底、また偏りのない中立的な専門家の協力を得てのガバナンス体制の強化等、全社一丸となり社会から信頼いただける透明性の高い組織体制及び制度整備を一歩ずつ進めております。(以下、省略)」

「週刊文春との裁判で、東京高裁はジャニーさんのセクハラ行為の真実性を認めている。ジュリー氏の母親でジャニーズ事務所の〝女帝〟として君臨した故・メリー喜多川さんも、実弟のジャニーさんの〝行為〟は薄々感づいていたはず。ジュリー氏もしかり。しかし、まさかジャニーさんの死後、4年近く経ってからテレビ局、しかも、世界的影響力のあるイギリス公共放送のBBCがドキュメンタリーで取り上げるなんて夢にも思っていなかったでしょう」(元レコード会社役員)

“スペオキ”が次々退所のワケは…

奇しくも、ジャニーさんが寵愛しジャニーズ事務所副社長を務めていた滝沢秀明氏は昨年10月末に辞職、事務所を去った。

「滝沢氏の退所後、ジャニーさんが最後に手掛けた『King&Prince』の平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人も今年5月にグループを脱退、事務所退所も発表している。昨年12月には『Sexy Zone』のマリウス葉が退所し芸能界を引退した。全員、ジャニーさんが寵愛していた『スぺオキ(お気に入り)』と呼ばれるアイドルなんです」(芸能ライター)

2月20日にジャニーズ事務所退所を発表した元『V6』の三宅健、『V6』解散と同時に退所した森田剛の2人も〝剛健コンビ〟と呼ばれ、ジャニーさんから溺愛されていた。

「最近になって女優の佐藤めぐみとの10年愛が発覚した『Kinki Kids』の堂本光一もそう。光一の退所も噂されている。ジャニーさんお気に入りのアイドルたちが次々に退所しているのは、単なる偶然なんでしょうか」(同)

ジャニーズ帝国の闇にスポットを当てたBBCの性加害疑惑番組。日本での放送がどこまでされるか…。

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