TBSの春の改編で、現在は日曜昼1時に放送されているバラエティー番組『それSnow Manにやらせて下さい』が、4月からゴールデン帯のレギュラー番組に昇格することが分かった。

 

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タイトル通り、ジャニーズの人気グループ・Snow Man初の冠番組で、4月からは金曜午後8時の放送になるという。

【関連】『Snow Man』目黒蓮をジャニーズが強制降板させていた!? 不可解なドラマ展開の裏側 ほか「TBSの金曜午後8時といえば、人気トークバラエティー番組『ぴったんこカン・カン』が長年放送されていました。同番組終了後の2021年10月からはお笑い番組『ザ・ベストワン』が放送されたものの、低視聴率でわずか1年で打ち切りに。現在も同局の金曜ゴールデン帯はパッとせず、そのテコ入れとしてジャニーズを頼ることにしたようです」（他局のスタッフ）

“超VIP待遇”されるワケ

『それスノ』は、20年3月に特番として誕生。翌月からは動画配信サービス「Paravi」でレギュラー配信が開始され、翌年の元日に放送された初の全国ネットでの特番を経て、同年4月から地上波でのレギュラー放送がスタートしていた。

レギュラー放送では、ゲストと共にクイズに挑戦したり、現役の学生とダンスやスポーツでガチ対決をする「それスノ　スクールウォーズ」企画など、Snow Manのメンバーがさまざまなことに全力でチャレンジして話題になっている。

「現在、民放キー局のGP帯（ゴールデン・プライム帯＝午後7時から11時）で冠番組を持っているジャニーズタレントは、嵐の相葉雅紀さんと櫻井翔さんだけ。いずれも嵐の番組を受け継いだものです。冠番組を持っているグループはいないので、Snow Manは事務所から“超VIP待遇”を受けていると言っても過言ではありません」（同・スタッフ）

もともと彼らを、CDデビューさせてくれた〝恩人〟は滝沢秀明元副社長だった。その滝沢氏がジャニーズを退所する際、「グループごとジャニーズを退所するのではないか」という情報が駆け巡ったほどだ。

「どうやら、事務所幹部たちとの話し合いで退所は撤回。残留の条件として、GP帯での冠番組を持たせるという〝密約〟があったと言われている」（芸能記者）

今後、メンバーたちのソロでの露出も増えると予想されており、ジャニーズの看板を背負うグループに成長しそうだが、懸念材料も。

「メンバー3人の脱退が決まっているKing ＆ Princeのファンたちが、グループの〝待遇格差〟に敏感になっている。Snow Manの“超VIP待遇”は、ティアラと呼ばれるキンプリファンのさらなる怒りを買いそうだ」（同・記者）

創業者・ジャニー喜多川氏の〝性的虐待疑惑〟をイギリスの公共放送BBCが報じたことで激震に見舞われているジャニーズにとって、新たな「悩みの種」になるかもしれない。