
イギリスの公共放送BBCで流されたジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏の〝性加害疑惑〟を告発するドキュメンタリー番組が、3月18日と19日に日本でも放送される。
同局の記者は番組内で、「なぜ日本でジャニー氏の問題がスルーされているのか」不思議がっていた。
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「テレビ局にしろ出版社にしろ、ジャニーズを怒らせたら巨額の儲けが吹っ飛びますからね。事実上、いまのテレビ局はジャニーズ抜きで番組を制作することは不可能。出版社もカレンダーなどの利権、雑誌のグラビアや表紙などで儲けさせてもらっています。今回のBBCの番組も、当然ながら完全スルーするはずです」(芸能リポーター)
ジャニーズタレントがインタビューなどメディアの取材に応じるのは、基本的には自分たちにネガティブな報道をしない、こうした〝御用マスコミ〟に限られている。
「典型的な御用マスコミと言えるのが、ドラマやバラエティーなどの出演オファーを受けており、最大の取引先である民放テレビ局。それに1次情報を紙面で扱い、日頃からニュース記事という形で自社タレントの出演情報を世間に告知してくれているスポーツ新聞社でしょう。あとは、先ほど説明した理由で女性誌や週刊誌を発行している一部の大手出版社も該当します」(同・リポーター)
嵐のメンバーが酌をして回る
もっとも、こうした御用マスコミでも、すべての局員、社員がジャニーズタレントと気軽に接点を持てるわけではない。
窓口となるのは、ほんの一握りのジャニーズ担当、いわゆる〝ジャニ担〟のみ。基本的には彼らがすべてのジャニーズ案件を引き受けることになる。
「昔からジャニーズはメディアに対して警戒心が強く、広報担当も付き合いのあるジャニ担以外とは、ほとんど口を利きません。それどころか、現場で普段目にすることのないテレビ局員や新聞記者、雑誌編集者なんかがいると、懇意のジャニ担に『あれ、どこの社の人?』とこっそりと耳打ちして調べさせたりもするくらいです」(同・リポーター)
そのぶん、信頼関係を築いたジャニ担に対しては手厚いもてなしをすることもあるという。
「高級料理店で年に数回催される〝マスコミ親睦会〟では絢爛豪華な料理が振る舞われ、手土産まで用意されるそうです。この会には所属タレントも呼ばれているそうで、活動休止前の嵐のメンバーが勢ぞろいし、自らお酌をして回ったこともあったと聞いています」(同・リポーター)
ジャニーズファンにとっては夢のようなシチュエーションだが、こうした懐柔策で〝ジャニー氏の闇〟を隠蔽しているとすれば、看過できない。
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