ジャニーズ事務所『NEWS』の加藤シゲアキが〝大作家センセイ〟として、各出版社からオファーが殺到しているという。加藤は小説『オルタネート』が直木賞の候補に挙がったが、最終選考で選外。しかし、評価は上がる一方だ。
「よく内容、文章についてとやかく言う人間がいますけれど、それはあくまで評論家や文芸編集者の声。かつてはそんな時代があったかもしれませんが、今や売れる本が良書なのです。中身なんてなくても、ヘタでも売れた者が勝ち。その点で加藤は〝優秀〟な作家です」(書籍編集者)
同小説は、マッチングアプリを利用する高校生たちの生活を描いたもの。1月21日には『本屋大賞』にもノミネートされた。
「彼を支えるジャニーズファンは、中高生女子が中心。高校生を題材にするというのは、彼女たちを呼び込むための最高の売り物です。それだけで秀作」(同・編集者)
文学賞を取ることは作家のステータスだが、それで生活が成り立つほど甘くはない。
「芥川賞、直木賞を取った作家でも、すぐに消えた人間はいくらでもいます。現役作家のA氏も有名な賞をもらったものの、受賞作の次が当たらず、受賞の翌年、税金を払うのに困ったことを明かしています。賞もらったときだけ売れるというのは、よくある話」(同)
“売れればいい”それが出版社の本音
だが加藤の場合、賞は関係なしに、大作家としての道を確実に歩んでいるという。
「ジャニーズのファンクラブは100万人以上います。例えば昨年デビューした『SixTONES』は、デビューシングルを130万枚以上売った。驚愕の数字ですが、それがジャニーズファンなのです。今後、加藤がファンに支えられ100万部売っても不思議はないのです」(芸能ライター)
確かに小説で10万部売るというのは、それだけで大変なことだ。
「でも加藤にはファンがいて、確実に売れる可能性がある。ゴーストがいようが、どんな内容だろうが、売れればいい。それが出版社の本音です。今、加藤に執筆を依頼している版元は複数あり、新作は争奪戦です」(ジャニーズライター)
加藤は立派な大先生だ。
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