船橋競馬場では、今後を占う上で大切な重賞が2日連続で開催される。まずは3月15日に行われる『第68回ダイオライト記念』(JpnⅡ)に注目したい。
国内のダートグレード競走の中で最長距離を誇る2400メートル。その年のダート戦線を占う意味でも注目の度合いは高く、歴代の優勝馬欄にはホクトベガ、アブクマポーロ、ヴァーミリアン、フリオーソ、スマートファルコンなどその時代をけん引した名馬の名が並ぶ。
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同じく長距離で行われ、本レースのトライアルレースでもある『金盃』(2600メートル)は高齢馬の活躍が目立つが、それと対照的に本レースは今後を担う若い馬たちが躍進を遂げるシーンも多い。後に数々のJpnⅠタイトルホルダーとなるヴァーミリアン(2006年)やチュウワウィザード(19年)のほか、2着に5馬身差を付けて快勝した地方馬フリオーソ(08年)も4歳だった。さらにフリオーソは、勢いそのままに『帝王賞』を制し、09年の本レースを連覇している。
フリオーソの優勝を最後に12年間JRA勢の優勝が続いていたが、昨年はノーヴァレンダ(川崎・牡6)が優勝、3着にもミューチャリー(船橋・牡6)が入り、長年の雪辱を果たした。
ノーヴァレンダは、昨年7月のレースで予後不良となったが、地方馬も差のないレベルであることを証明してくれた。今年も地方馬が好勝負に持ち込むシーンがあるはずだ。
夏以降の飛躍へと繋がる大注目の一戦
さて、翌16日は『第26回京成杯グランドマイラーズ』(SⅡ)が開催される。南関東所属馬限定による古馬マイル重賞路線の春シーズンの集大成、そして夏以降の飛躍へと繋がる大注目の一戦。こちらも、後にダートグレード競走を優勝するソルテ、セイントメモリー、マグニフィカなどが名を連ね注目度も高い。
昨年は、カジノフォンテンの3連覇がかかっていたものの、スマイルウィが半馬身差で勝利。こちらも自身の重賞初タイトルとなり、その後は年末の重賞を連勝(サンタアニタトロフィ、ゴールドカップ)するなど一気に躍進した。
出世レースとも言える2つのレース。地方馬の活躍とニュースターの登場に期待したい。
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