メンバー5人のうち、平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が5月に脱退し、ジャニーズ事務所を退所するKing & Prince(キンプリ)の冠番組『King & Princeる。(キンプる。)』(日本テレビ系)が、4月以降も継続することが発表された。
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しかし、キンプリファンの「ティアラ」たちは、ジャニーズ事務所への不満を募らせているという。
『キンプる。』については、日テレの4月期改編説明会で同局の編成部長が継続を明言。「3人が脱退後に番組名の変更やロゴの変更はあるか」と記者から聞かれると、含みを持たせた。
「現状におきましては、引き続き考えていくというところではありますが、番組の改編(4月)の予定においてはない」
活動休止中の嵐の場合、日テレとフジテレビの冠番組はタイトルを変更し、それぞれ相葉雅紀と櫻井翔が引き継いでいる。
「キンプリの場合、残されたメンバーの永瀬廉さんと髙橋海人さんの2人でグループはそのまま存続します。このため、わざわざ番組名を変える必要はないという判断なのでしょう」(他局のスタッフ)
脱退組のファンが“不視聴運動”
『キンプる。』は土曜昼の関東ローカルで、視聴率は3%台後半から4%台前半。健闘している方だが、メンバー脱退後もこの数字をキープできるかどうかは微妙だ。
「ティアラたちは、メンバー脱退発表後、他のグループとの〝待遇格差〟に過敏になり、不満を訴え続けています。脱退組の〝担当〟たちは、すでにファンクラブからも抜け始めているようです。90万人超いたとされる会員数がどこまで減るか。年会費収入頼りのジャニーズにとっては死活問題です」(スポーツ紙記者)
ジャニーズとしては、これ以上、ティアラたちの怒りを増幅させることのないよう、番組の継続を決めたはずだが、思惑通りにいくかどうか。
「脱退組の担当たちは、〝不買運動〟ならぬ〝不視聴運動〟を起こすかもしれません。単純に視聴率が5分の2になっただけでも番組の存続は難しくなる。秋の改編では番組が消滅する可能性すらありますよ」(同・記者)
イギリスの公共放送BBCが、ジャニー喜多川氏の〝性的虐待疑惑〟を報じ、再び社会問題化している中、いち早く番組存続を決めた日テレの見識も疑われる事態に発展しかねない。
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