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ジャニーズ創業以来の窮地…BBC“ジャニー喜多川氏の闇”に迫る番組を日本でも放送

ジャニーズ事務所
ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web

2019年7月に亡くなったジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏の〝暗部〟を取材したというドキュメンタリー番組『Predator:The Secret Scandal of J-Pop』が、イギリスの公共放送BBCで現地時間3月7日の午後9時(日本時間8日午前6時)から放送される。

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その取材内容の一部が、日本語版ニュースサイト『BBC NEWS JAPAN』に掲載され、衝撃が広がっている。

記事の冒頭には《注意:被害の訴えが詳述してあり、動揺するかもしれない内容が含まれます》と警告が記されているほどだ。

記事に登場する1人目の〝被害者〟ハヤシ氏(仮名)は、15歳の時にジャニーズ事務所に履歴書を送り、面接でジャニー氏に会った際の第一印象は「気を遣ってくれる優しい人」だったという。

しかし、ハヤシ氏は1週間後に「合宿所」と呼ばれるジャニー氏の自宅に招かれ、風呂で「お人形さんみたいに」全身を洗われたと証言。その日から何度か性的被害を受けたと証言しているようだ。

「これ以上はダメだよ」

バックダンサーとして10年間ジャニーズに在籍したという2人目のリュウ氏は、ジャニー氏からマッサージを受けているときに「これ以上はダメだよ」と拒否し、〝未遂〟に終わったとした上で、「ジャニーさんのことが嫌いじゃない。むしろ好き」だと語っているという。

ジャニー氏が亡くなるまで在籍していたという大阪在住のレン氏も、「ジャニーさんのセクハラ疑惑については、僕は正直めっちゃ悪いとは思わないんですね。受け入れちゃってる時点で」と擁護したと書かれている。

芸能記者が言う。

「BBCは日本の〝性交同意年齢〟が低すぎることや、最近まで〝男性のレイプ被害〟が認められていなかったことも問題視しているようです。放送前に〝核心部分〟をネット記事で配信するとは考えにくいので、実際の番組では、もっとエグい証言が流される恐れもありますよ」

7日の放送はイギリス国内からしか視聴できないようだが、日本でも『BBCワールドニュース』の枠で3月下旬に放送予定だと告知している。

「ジャニーズと癒着している日本の大手メディアは完全スルーするつもりでしょうが、国内で放送されてジャニーズ事務所への批判の声がSNSなどで高まれば、テレビやCMでジャニーズタレントを起用しているスポンサー企業がどう動くか…」(同・記者)

ジャニーズ事務所は、BBCの取材に対して「性的虐待疑惑に対する直接的な回答」は避けたようだが、放送後の国内世論によっては創業以来の窮地に追い込まれるかもしれない。

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