錦織一清 (C)週刊実話Web
錦織一清 (C)週刊実話Web

BBC『ジャニーズの闇』放送直前に大物“辞めジャニ”が自伝出版!この出版時期は偶然か?

イギリスの公共放送BBCが、2019年に亡くなったジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による〝少年たちに対する性的虐待疑惑〟の実態に迫ったドキュメンタリー番組を放送。各方面に波紋が広がる中、ジャニーズを退所した大物の自叙伝が発売され、話題になっている。


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ジャニー氏が生み出した〝最高傑作〟と言われる少年隊のメンバー・ニッキこと錦織一清(57)の『少年タイムカプセル』(新潮社)だ。


「3月1日の発売当日に重版が決定したほどの人気ぶりです。実際、Amazonなど大手通販サイトでは早くも在庫切れの状態になっているようですよ」(スポーツ紙記者)


同書は、12歳でジャニーズ事務所に入所し、1985年に『仮面舞踏会』でデビューした錦織が、下町で過ごした少年時代から、盟友・植草克秀と東山紀之との関係、時代を超える名曲と伝説のステージの裏側まで赤裸々につづっているという。

退所した錦織に白羽の矢が立った?

BBCの番組放送直前の出版とあって、ジャニー氏に関する記述も気になるところだが…。

「恩師であるジャニーさんのことをベタ褒めしているようです。著書の出版に合わせて各メディアの取材に応じた際も、『アーティストとして必要なことを注ぎ込まれた。ジャニーさんの生きざまが反映されていた部分も多かったと思う』とか『日本の芸能界の宝だと思います』などと絶賛していましたからね」(前出・スポーツ紙記者)


ジャニー氏からも「YOU、天才だよ!」と評されていたという錦織は現在、演出家としての評価も高まっている。


「錦織はジャニーズを退所してしまいましたが、事務所の内部でも才能を認められていたようです。舞台の演出家としても、ジャニーさんから受けた影響は大きいはずですから、本当の意味で〝ジャニーさんの後継者〟になれた逸材だったと言えますよ」(同・記者)


気になるのは「出版のタイミング」だ。BBCの番組放送直前に、かつての愛弟子がジャニー氏を絶賛する書籍を発売したのは偶然なのか。


芸能プロ関係者が言う。


「BBCは、かなり前から取材に入っていたはずですからね。やろうと思えば、意図的に出版のタイミングを合わせることも可能だったかもしれない。錦織がジャニーズを退所しているというのもポイント。現役の所属タレントに擁護させるわけにはいかないので、錦織に白羽の矢が立ったと推測するのは、うがった見方すぎますかね」


いずれにせよ、錦織が〝親孝行〟を果たせたことは間違いなさそうだ。