(画像)Conor P. Fitzgerald/Shutterstock
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WBC“宿敵”韓国は日本との戦力差に「あきらめムード」強化試合では“弱点”が露呈

いよいよWBCが開幕する。日本と同じプールBの韓国代表は「打倒ニッポン」を旗印に悲願の初優勝を狙っていたが、早くも意気消沈しているともっぱらだ。


「今大会の日本代表は、エンゼルスの大谷翔平やパドレスのダルビッシュ有、日本最速165キロの佐々木朗希ら史上最強メンバーを揃えていますからね。韓国の投手は大谷への〝故意死球〟を示唆し、釈明。メディアも『明らかに日本の方が戦力は上』と報じており、一部のファンの間では早くもあきらめムードが流れています」(スポーツライター)


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3月10日に行われる日本対韓国戦ではダルビッシュの先発が予想されているが、仮に大谷や山本由伸に変わったとしても韓国にとって強敵であることに変わりはない。


「6日に行われたオリックスとの強化試合では、韓国代表でショートを任されているオ・ジファンが2連続でエラーを記録。オリックス打線に狙い撃ちされ、4対2で韓国が負けています。本番を前に課題の残る試合になりましたね」(同・ライター)

イチローが激怒した“事件”

歴史的な背景もあり、韓国は野球でもサッカーでも日本に対して〝敵意〟をむき出しにしてくる傾向がある。

「WBCでも日本と数々の死闘を繰り広げてきましたが、日本チームにとって、もっとも屈辱的だったのは2006年の第1回大会での〝マウンド国旗立て事件〟です。米国で行われた2次ラウンド、熾烈な投手戦を繰り広げた末、韓国は2対1で日本を下した。すると、韓国の投手ソ・ジェウンがマウンドに韓国の国旗『太極旗』を立て、手を叩きながら大喜びしたんです。このシーンをダッグアウトで見つめていたイチローさんは『野球人生で最も屈辱的な日』と激怒していました」(同・ライター)


準決勝でも韓国と対戦することになったイチロー氏は3番でスタメン出場し、5打数3安打1打点の大暴れ。6対0で韓国に圧勝し、見事に〝リベンジ〟を果たしている。


「下馬評では日本が圧倒的に有利で、韓国のファンもあきらめムードなのは確かですが、やはり韓国は侮れません。いつもは最初から日本を見下していますが、今回はさすがに最大限の警戒ぶりを見せていますからね。なめてかかると手痛いしっぺ返しを食うかもしれませんよ」(韓国在住の日本人ジャーナリスト)


宿敵との因縁の一戦は間もなくプレーボールを迎える。