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幸福の科学・大川隆法氏死去で遺産争い勃発!? 長男は「殺されるかも」とツイート…

大川隆法さん
大川隆法さん (C)週刊実話Web

新興宗教団体「幸福の科学」の創始者で総裁の大川隆法氏が、3月2日に66歳という若さで亡くなり、〝後継者〟と遺産をめぐる争いが注目されている。

「大川氏は、2月28日の未明に東京・港区の自宅で倒れ、病院に緊急搬送されたそうです。すぐにマスコミにも情報が回り、各社裏取りに追われていましたが、2日午前に死亡が確認されたと教団が発表したのです」(全国紙記者)


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大川氏は徳島県で生まれ、東京大学法学部を卒業後、大手商社勤務を経て1986年に「幸福の科学」を設立。公称では、世界168カ国以上の国々に1200万人以上の信者を抱えているという。

プライベートでは、前妻のきょう子氏との間に宏洋氏、咲也加氏、真輝氏、裕太氏、愛理沙氏の5人の子どもに恵まれたが離婚。29歳年下の紫央氏と再婚していた。


「これまで大川氏が〝後継者〟について明言したことはありません。順当にいけば、理事長やグループ内の芸能部門を任されていた長男の宏洋氏が〝後継者〟になるはずでしたが、彼は2017年ごろから教団を批判。19年6月に教団から懲戒免職処分を受け、裁判沙汰にまで発展しています」(前出・全国紙記者)

「急死したら他殺」「犯人は99%…」

宏洋氏は、『デイリー新潮』の取材に対し、実子5人は全員、大川氏と仲違いしていたと明かしている。

《長女は2代目総裁が内定していたんですが、つい最近、地方に左遷させられたと聞いています。私と一番下の妹は脱会。次男、三男は音信不通》

その上で、3月1日に自身のツイッターを更新し、意味深なツイートをしていた。

《動画でも話しましたが、本日以降宏洋がもし急死することがあればそれは他殺です。犯人は99%大川紫央、咲也加、真輝、裕太、愛理沙あるいはその関係者です》


教団の資産は数百億円と言われているが、大川氏個人の遺産は「見当がつかない」と宏洋氏は『デイリー新潮』に答え、「骨肉の争いに発展する可能性がある」と指摘している。

実子が全員、事実上の〝後継放棄〟をしている以上、教団分裂の恐れもある。まずは妻の紫央氏がどう動くのか、信者ならずとも気になるところだ。

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