3月8日から飯塚オートにて『GⅡオーバルチャンピオンカップ』が開催される。春とはいえ、ナイターともなれば高速走路に早変わり。どんな5日間になるのか展望したい。
優勝戦線のカギを握る地元勢で有力どころを挙げると荒尾聡、篠原睦、田中茂、久門徹、森本優佑、有吉辰也、浦田信輔、岩見貴史、長田稚也といった面々が中心となる。その中でもエースの荒尾に最も期待が集まるはずだが、近況の仕上がり状態がやや低空飛行。直前の浜松・全日本選抜での気配は、しっかりチェックしたい。
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対照的に動きが目立つのが有吉だ。2月に連続優勝を飾るなど好調子を保っている。試走タイムもコンスタントに高水準な数字をマークしており、こちらを現状では本命としたい。
SGクラスと互角に渡り合える戦力を秘めた長田
そして、まとめて負かす可能性があるのが長田だろう。先の川口『週刊実話杯』でもダイナミックなレース内容から名前を売った。
今やSGクラスと互角に渡り合える戦力を秘めており、ハンデ戦で先手が取れる位置なら相手が誰であろうと好勝負だ。
対する遠征勢では中村雅人、永井大介、早川清太郎、鈴木圭一郎、佐藤貴也、丹村飛竜が銘柄級。この中で、やはり地元勢にとって脅威は鈴木だろう。現ナンバーワンであり、当地実績も申し分ない。ただ、スーパーハンデとなると厳しいだけに、ハンデ位置はしっかり見定めたい。