フリーの有働由美子アナウンサーが、パーソナリティーを務めるニッポン放送のラジオ番組『うどうのらじお』で「クソだな、NHKと思っていた」と発言し、話題になっている。

有働アナがスナックのママに扮し、ゲストとトークを繰り広げるという同番組で、学生時代に大ファンだったという藤井フミヤと共演。「人生で唯一追っかけをした」と明かすほどのチェッカーズファンだった有働アナは、番組開始前から「口説かれに行きます!」とハイテンションだった。

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実際のオンエアでは、地元・兵庫の西宮球場で行われたチェッカーズのコンサートに行ったことがあると告白。いかに熱狂的なファンだったかをアピールし、問題発言が飛び出した。

当時、NHKがチェッカーズのヒット曲『NANA』の歌詞がセクシーすぎるということで放送禁止にしていたことを振り返り、「クソだな、NHKと思っていた」と言い放ったのだ。

「これ以上の適任者はいない」

NHKの局員が言う。

「結局、その後『NHKに入りました』とオチをつけ、爆笑をさらっていました。そんな思いで27年間も在職したNHKを18年3月に退職した有働さんですが、今でもウチとは良好な関係だと思いますよ」

フリー転身組の中には、古巣から〝出禁〟同然の扱いを受けている女子アナも多いが、有働アナはかつてMCを務めた『あさイチ』にサプライズ出演するなど〝別格〟であることを示している。

局にとっては功労者で、円満退社だったこともあり、NHK局内では〝復帰待望論〟まであるという。

「内部では、早くも『今年の紅白歌合戦の司会で戻したい』という声まであります。昨年司会を担当した和久田麻由子さんはお子さんが生まれたばかり。桑子真帆さんや林田理沙さんも新婚で、今後の状況によっては家庭優先になる可能性もあります。そこで、『もし3人が無理なら有働さんにお願いしたらいいんじゃないか』といった意見が出ているんです。有働さんは局アナ時代に紅白の総合司会を4回も務めていますからね。段取りも完璧に把握しているし、これ以上の適任者はいないというわけです」（同局員）

古巣を「クソだ」とディスっておきながら、紅白の司会候補に挙げられる有働アナは、やっぱり〝別格〟だ。