阿久津真央 (C)週刊実話Web
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グラビアアイドル/阿久津真央インタビュー〜レースクイーンからグラビアアイドルへ…トイレで号泣したオーディションとは

本誌の表紙&グラビアでおなじみの阿久津真央。2015年、近藤真彦のレーシングチームでレースクイーン(以下RQ)としてデビューし、3年後には日本一のRQに輝いた。その後はG級のナイスバディを生かしてグラビアアイドルに転身、イメージDVDや写真集をリリースしてきた。現在、インスタグラムのフォロワー数は34万人超と大人気。そんな彼女も今年で30歳。プロポーション維持の秘密、恋愛観・結婚感などを聞いた。


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――芸能界を目指したきっかけが、『乃木坂46』のオーディションに落ちたからだそうですね?


阿久津 そうなんです。小学6年からダンスの勉強をしてきて、高校3年のときに1期生オーディションがあって…。ダンスには自信があったのですが、最終選考まで残ったのに落ちてしまったんです。トイレで号泣しました。


――どうして落選したんだと思います?


阿久津 今考えると、(私から見て)ダンスのできない子がどんどん受かっていったんですよ。『会いたかった』をバリバリに踊る子はまた違うんだな、求められていないんだなと思いました。あどけなさというか、ピュアさが足りなかったのかもしれません。


――リベンジを果たそうと上京するわけですね。


阿久津 はい。ダンスの勉強をしながらモデルの仕事を始めたのですが、よくある話で原宿を歩いてたらスカウトされて30万円だまし取られたりして(笑)。


――よくそんなお金がありましたね。


阿久津 父親に甘えました。なのに、宣材写真を撮る費用とレッスン代名目のお金を払っただけで1回もレッスンがなかったんです。

1カ月で8キロのダイエット

――詐欺と分かったときにお父さんはなんと?

阿久津 やっぱりな、って(笑)。でも、応援するよと言ってくれました。2年間、ダンスの勉強をして大阪に戻っていたときに『KONDO Racing』という、近藤真彦さんのチームの方からRQをやってみないかとお誘いをいただいたんです。それが芸能の仕事を目指すきっかけになりました。ただ、当時の私は日本酒の飲みすぎで激太りしていたんです。


――ということは、コスチュームが入らない!?


阿久津 そうなんです。1年間、同じものを着続けるためには維持もしなくちゃいけないので、1カ月で8キロ減量しました。


――それはすごいですね。どんなダイエットを?


阿久津 お金がなかったので、無料でできることは何かと考えたときに編み出したのが、自分を洗脳して痩せる「思い込みダイエット」です。たとえば、ラーメンを食べているときに「太っちゃうなぁ」と思って食べるから太る。罪悪感が一番よくないので、「大丈夫、全然関係ない。今日は何も食べてない」って脳に思い込ませました。


――それは誰も信じないでしょう。


阿久津 でも、本当なんです。特別なことは何もしてなくて、ただ思い込んだだけです。


――特殊体質ってことですか?


阿久津 私だけじゃないんですよ。40代後半の従姉妹のおばちゃんにも実践してもらったら、2週間で8キロ痩せました。心のスイッチ次第で痩せられるってことですよね。


――ダイエット本を出したらいいのに。でも、「思い込むだけ」じゃ何ページも書けないですね(笑)。

グランプリ後が最大のモテ期!?

――RQデビューして初年度の『日本レースクイーン大賞』人気投票で21位。2年目は8位。3年目の2018年、見事8代目グランプリに輝きましたね。大賞は狙っていたのでしょうか?

阿久津 3年で(RQを)卒業すると決めていたので、最後は頂点に立ちたいと思っていました。そのために、ファンの方の前では口癖のように「グランプリを獲りたい」と話していましたし、覚えてもらうために一人一人にニックネームを付けて声掛けもしていたんです。


――その結果、400人いるRQのトップに!


阿久津 当時、私が所属していた『Pacific Fairies』は新人賞、コスチューム賞も獲得したので、史上初の3冠を手にできたんです。それも目指していたことだったので、本当にうれしかったですね。


――RQ時代はモテましたか?


阿久津 それが、レーサーの方たちとはホテルも別だし、マッチさんとは会話をする機会さえなかったんです。一般の方とのお酒の席でも「RQって何するん?」みたいな塩反応が多かったですね。ただ、グランプリを獲ってからは分かりやすく態度が変わる人もいましたよ。「すごいね。お祝いがてらご飯に行こう」みたいな。あの頃は人生最大のモテ期だったかもしれません(笑)。


――自分自身はどういう男性を好きになるんですか?


阿久津 匂いフェチなので、柔軟剤のいい匂いがする人が好きです。あとは食の好みが合う人。粉ものが大好きなので、煙モクモクの中でも気にせず一緒に食べてくれる人がいいですね。


――結婚願望はありますか?


阿久津 子供の頃は「22歳で結婚する」と言っていたのに、いつの間にか30歳目前。願望自体がなくなっていて、自分でもビックリしています。


――大失恋をしたとか?


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阿久津 それはあるかもしれないですね。中学のときに別れた人がいて、彼が引っ越すという日に校門の前で待っていたことがあるんです。もう一度告白してやり直したいと…。でも、別の門から出たみたいで会えずじまい。そのことを引きずっているのかもしれません。元はと言えば私からフッたんですけど(笑)。

DVDはすべて関西弁で

――RQを引退した後はグラビアアイドルにシフトチェンジしたわけですが、最初からうまくいったわけではなかったそうですね。

阿久津 デビュー作のDVD『見やんといて♡』(イーネット・フロンティア)はセブ島でのロケだったのですが、RQのポーズ癖が抜けなくて苦労しました。カメラマンさんは自然な私を撮りたいのに、私は爪先まで力が入りすぎちゃって…。5本目の『ええよ♡』(スパイスビジュアル)と見比べるとギャップがすごいと思います。


――中でもオススメはありますか?


阿久津 4本目の『あかん♡』(エアーコントロール)のジャケットで着ているマイクロビキニがお気に入りです。なぜかというと、私の胸はG級あるんですがすごい柔らかいので、放っておくと流れちゃうんです。そんな中で一番綺麗に見えるし、上手に盛れてると思うから。


――いつ頃からその大きさに?


阿久津 中学でF級ありました。ブラジャーをし忘れることが何度もあって、部活(バレー部)ではばんそうこうで済ませてましたね。高校卒業時にはG級になっていました。ちなみに、2月24日に発売されるデジタル写真集『Royal Flush』(プレステージ出版)では、ノーブラにカーディガンを羽織っているだけのセクシーカットがあるんです。自由に動き回る無防備な軟乳をお楽しみください。このタイトルに絡めて言えば、今のマイブームはポーカー。昨年からハマっているテキサス・ホールデムのポーカーでは、大会でトロフィーを3つもらいました。今年ももらえるように頑張ります。


――そういえば、DVDタイトルはみな関西弁ですね。


阿久津 会話も全部関西弁なんですよ。やはり、武器かなって。


――意中の男性を落とすときの最強関西弁は?


阿久津 「かえらんといて」かな(笑)。
◆あくつまお 1993年12月24日生まれ。大阪府出身。T162、B86・W58・H84。YouTube『阿久津真央のMAOTUBE』ではプロボウラーとのガチ対決が話題。Abema『ロンドンハーツのアイドルトラップ』放送中。インスタグラム@akutsumao