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JRA重賞『フェブラリーステークス』(GⅠ)「週刊実話」競馬班 超本気データ攻略

レモンポップ
レモンポップ

2連覇中だったカフェファラオが海外遠征で不在、根岸S2着のギルデッドミラーは故障により引退と、混戦ムード漂う今年のフェブラリーS。過去10年、2014年の94万馬券を筆頭に10万円以上の3連単配当が4回出ている一方で、2万円未満も4回と乱高下している。それでも1番人気は【4・2・2・2】と安定度は高い。まずは、ここを中心視するのがベターか(以下のデータは、特に断りのない限り過去10年の集計)。

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《GⅠ実績》
JRAのGⅠ勝ち馬は不在。フェブラリーSでは、昨年テイエムサウスダンが2着、ソリストサンダーが4着、一昨年にレッドルゼルが4着。地方交流のダートGⅠ級勝ちは、メイショウハリオ(大井2000メートルの帝王賞)、レッドルゼル(金沢1400メートルのJBCスプリント)、ショウナンナデシコ(船橋1600メートルのかしわ記念)、ドライスタウト(川崎1600メートルの全日本2歳優駿)の4頭。なお、初来日の外国馬シャールズスパイトは、カナダのGⅠ・メーカーズマークマイルS(芝1600メートル)を勝っている。

《臨戦過程》
前走が根岸Sで2着以内だった馬は【3・2・3・7】、3着以下だと【0・0・0・41】と大きな差がある。勝ったレモンポップは期待が高まる一方で、連対できなかった馬たちにとっては厳しいデータだ。東海Sからは、1着と3着だった馬は【3・1・1・6】、それ以外だと【0・0・0・11】。同レースからの臨戦はオーヴェルニュ(8着)のみ。東京大賞典からは【0・2・1・12】で、こちらは着順による片寄りは見られない。このルートは、メイショウハリオとショウナンナデシコの2頭。

《血統》
東京ダート1600メートルの種牡馬成績&複勝率(13〜22年の集計)は、レモンドロップキッド(レモンポップ)が【3・2・0・4】で55.6%、ヘニーヒューズ(アドマイヤルプス、タガノビューティー、セキフウ)が【39・37・30・214】で33.1%、ロードカナロア(レッドルゼル)が【21・11・17・123】で28.5%、パイロ(ケンシンコウ、メイショウハリオ)が【24・22・19・243】で21.1%、トビーズコーナー(ソリストサンダー)が【1・3・0・16】で20.0%、シニスターミニスター(ドライスタウト)が【11・14・20・189】で19.2%、スペイツタウン(シャールズスパイト)が【1・2・0・15】で16.7%、オルフェーヴル(ショウナンナデシコ、ヘリオス)が【5・3・5・81】で13.8%だ。

《騎手》
フェブラリーSの過去10年の集計では、ルメール騎手(テイエムサウスダンに騎乗予定)が【2・2・0・7】と好成績。他ではMデムーロ騎手(セキフウ)が【2・0・0・4】、武豊騎手(ヘリオス)が【2・0・0・8】、福永騎手(オーヴェルニュ)が【1・0・1・6】、戸崎騎手(ドライスタウト)が【0・1・1・5】と、複数回の馬券圏内を記録している。

馬券は◎1頭軸の3連単マルチで勝負!

◎は根岸Sが完勝だったレモンポップ。マイルは2戦2連対と距離も大丈夫。ダート界の新王者誕生か。○はメイショウハリオ。近走の馬券圏内は大井だが、今回の舞台でも1戦1勝。タフな展開になれば、この馬のスタミナが生きる。▲はドライスタウト。長期休養もあり、キャリア6戦ながら4勝と素質は高い。先団で流れに乗りたい。△は芝だけでなくダートでも重賞勝ちがあるシャールズスパイト、昨年4着のソリストサンダー、距離はカギも地力が高いレッドルゼルの3頭をチョイス。馬券は◎の1頭軸で、印各馬に流す3連単マルチで勝負!

《結論》
◎レモンポップ
○メイショウハリオ
▲ドライスタウト
△シャールズスパイト
△ソリストサンダー
△レッドルゼル

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