歌手の華原朋美（48）が、これまで所属していた芸能事務所の社長で夫のA氏と昨年5月18日に離婚していたことを発表した。

弁護士を通じてマスコミ各社に配られた書面には、A氏の芸能事務所との契約を解消し、今後は個人事務所『オフィス華原』に所属することなどが記されており、「心機一転、アーティスト・タレント活動にまい進する所存でございます」との意欲もつづっている。

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しかし、スポーツ紙の記者はあきれ顔だ。

「華原は2021年8月にA氏と結婚しましたが、22年5月にはA氏に婚姻歴あったことや、3人の〝隠し子〟までいたことが発覚。さらに、元妻へのDV疑惑や養育費の未払い疑惑なども報じられ、一時は華原も『私は騙されて結婚した』と怒り心頭でした」

ところが、「すでに離婚している」と一部メディアに報じられると態度を一変。自身のYouTubeチャンネルでは「緊急記者会見」と題した動画まで公開した。

その動画で華原は、A氏と思われる男性から「今年の5月18日にA氏（※動画では実名）と離婚していたと聞いていますが、事実でしょうか？」と質問され、「どういった経緯でお話が出たのか分かりませんけども、私たちは離婚などしておりません」と完全否定。「3人家族、仲良くやっております」と円満を強調していたのである。

「離婚否定」動画もフェイク!?

前出のスポーツ紙記者が続ける。

「動画のやり取りを見る限り、仲はよさそうでした。A氏にまつわる疑惑の報道が出た直後に怒りに任せて離婚届を提出したんじゃないか。その後、A氏に説得されて一度はやり直そうとしたものの、再び何らかの理由で関係がこじれ、今回の発表に至ったのかもしれません」

平成の歌姫の一人として絶大な人気を誇った華原だが、元恋人の小室哲哉との破局後は落ち目になり、困窮ぶりが伝えられたり、精神的にバランスを崩したりといった報道が相次ぎ、ファンを心配させていた。

「19年8月には、外資系企業勤務の一般男性との間に授かったという第1子となる長男を出産したが、籍は入れなかった。高齢の上場企業トップとの〝ロマンス〟も報じられる一方、再び情緒不安定な面も見せ、激太りも話題になるなど、落ち着かない状態が続きました」（同・記者）

そんな華原の波瀾万丈さを逆手に取り、テレビ局に企画を売り込むなどして、うまく〝再生〟したのがA氏だったのだ。

書類上は離婚が成立していた昨年8月、華原は自身のインスタグラムにこんな言葉を残している。

《今月で48歳になった私はこんなこと言うのも恥ずかしいのですが一般的に言われるその更年期の時期に入りました》《第二子を望んでいまして今、不妊治療中です》

スポーツ紙の記者が言うように、A氏からの説得で心が揺れ動いていた時期だったのかもしれないが、ある芸能プロ関係者はこんな見方をしている。

「最初の離婚報道を受け、『緊急記者会見』と題した動画を華原が投稿したのは昨年10月でした。A氏の謝罪を受け入れ、もう一度やり直すためにA氏と不妊治療をしていたのかもしれませんが、このときすでに〝新しい彼氏〟が存在し、そちらと不妊治療していた可能性もゼロではありませんよ。華原は、今回発表するまで仕事上のパートナーはA氏だったわけですから、コントのような会見動画を配信したのは〝フェイク〟だったのかもしれない。そもそも離婚を否定する内容が嘘だったわけですから、新恋人の存在を隠すために『離婚していない』と主張する動画をわざと流したとしても驚かない」

相変わらずお騒がせキャラの華原。一体どこまでが真実で、何がフェイクなのか。長男の〝本当の父親〟が誰なのかも含め、彼女は一生「謎」を明かすつもりはないのだろう。