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JRA重賞『フェブラリーステークス』(GⅠ)東京スポーツ・三嶋まりえ記者の「推し活競馬」

三嶋まりえ
三嶋まりえ(C)週刊実話

AJCCノースブリッジ、根岸Sレモンポップ、東京新聞杯ナミュール…と好調の当コラム。皆さんの参考になっていればなによりです。好調をキープすべく、今年最初のGⅠもバッチリ当てたいと思います!

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フェブラリーSは◎ドライスタウトで勝負。新馬戦から1ハロンずつ距離を延ばし、3連勝はどのレースもかなり強い勝ちっぷり。特に全日本2歳優駿は、4角から先頭に立ち、そのまま押し切る横綱相撲でした。

距離がどうか…という不安もありましたが、それを一掃する快勝。大物感ある内容で、レース後の「今日はこの馬とGⅠを獲りにきたのでうれしいです」という戸崎騎手の言葉も印象的でした。

ただ、川崎でマイル戦を制しているとはいえ、1200メートル戦でデビュー後、1400メートルに良績が多い馬。東京のマイル戦がどうか…と思う面もありますよね。結論から言うと、私は問題ないと思っています。牧浦師によると「入厩当初は息遣いがあまりよくなくて短いところでデビューしましたが競馬では大丈夫でしたし、体力がついてきてからは息も問題ありません」とのこと。不安はすでに解消されているようです。

前走でためる競馬ができたことはプラス

加えて、前走のレースぶりもここへつながりそう。その前走はいつもよりも後方からのレース。勝ち馬に外から蓋をされる厳しい形でも、勝ったバトルクライに首差まで迫りました。直線の長い東京マイル戦を走る上で、ためる競馬ができたことはプラスになるはず。

戦ってきた相手を見ても地力は上位。前走の勝ち馬バトルクライは、その後の根岸Sでレモンポップと0秒2差の3着。すばるSではドライスタウトが〝負けて強し〟という内容でしたから、逆転の目はあるはずです。1週前追い切りには、戸崎騎手が栗東へ駆けつける気合の入りっぷり。状態さえ伴えば、相手強化のここも好勝負になると見ます。

単複と馬連はレモンポップ、シャールズスパイト、ショウナンナデシコ、テイエムサウスダン、ヘリオス、メイショウハリオ、レッドルゼルへ。(注:1週前時点での予想です)

三嶋まりえ
東京都出身。2018年10月から美浦トレセンで取材を開始。競馬知識ゼロで配属されるも、ギャンブラーだった祖父の血が騒ぎ競馬好きに。22年8月に東スポレース部に加入した。予想は現場情報と直感を重視する。

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