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“放送事故レベル”「反ワクチン主張」で打ち切りの医療ドラマ出演者のヤバい経歴

(画像)Krakenimages.com / shutterstock

TOKYO MX1で放映中の連続ドラマ『GODドクターNEOX』が、第4話終了後に突然「打ち切り」となり、ネットをザワつかせている。

昨年チバテレで放送された〝医療ギャグドラマ〟の『GODドクター』シリーズに新たなキャストを加え、1月11日からスタートした同作。謎のウイルスを世界中に蔓延させた秘密結社の存在や、ウイルス撲滅のためのワクチンに隠された「恐るべき陰謀」を主人公のGODドクターが暴いていくというストーリーだ。



「ギャグドラマと銘打っていますが、ファイザーやモデルナをもじった『ファーザー』や『マゼルナ』というワクチンを打った患者が次々と病院に運び込まれるなど、ワクチン自体を危険視する内容で、物議を醸していたんです。BPOの1月の視聴者意見でも『視聴者に事実を誤認させるような内容が3か月間放送され続ける事態は看過できない』と指摘されていたほどです」(ネットライター)

面識のない小室哲哉の“暴露本”を出版

このドラマを制作し、「GODドクター」役で主演しているのは、かつて〝GODプロデューサーKAZUKI〟を名乗っていたお騒がせの人物だ。

「小室哲哉が逮捕された際、一度も小室本人に会ったことがないのに〝暴露本〟を発売。内容はほとんど妄想で、ネットやプロ書評家の吉田豪さんに袋叩きにされていましたよ。もともと『信長は生きていた』とか『平将門 首塚の謎』といったトンデモ本を出版していた御仁で、昭和のアニメやアイドルグッズ収集家としても知られています」(出版関係者)



ご本人のプロフィールをHPで確認すると、次のように書かれている。

《不可能を可能に変える神憑りなゴッドプロデューサー

長年ゴーストライターとしてアメリカ、日本、韓国、中国のヒット映画やアニメ・ドラマ・ゲーム・音楽など様々なジャンルのコンテンツを提供してきた影のヒットメーカー》(原文のまま)

現在は〝徳川総司令官〟という肩書で活動しているようで、シーター波の歌声を持つSIZUKUなる女性歌手や、「いじけむし」「マーズベイビー」といったかわいらしいキャラクターもプロデュースしているという。



GODが小室の暴露本を出版した当時、『サイゾー』のインタビューにこう答えている。

《俺は12歳のとき神を見てるんです。耳がシューッて鳴って、おなかの上にボゥォォーンって何かが乗って、ワァァァァ〜となって……それからイメージが降りるようになり、それをみんなが欲しがるので、映画や楽曲などのゴーストライターをするようになったんです。でも、ゴーストライターはあくまで〝ウラ〟の存在なんですわ。重宝がられるけど、いつまでたっても儲からない。気付いたら、俺のアイデアを利用したやつはみんなビルを建ててた。頭来たから、総会屋やってましたけどね(笑)》

ちなみに、GOD は20年ほど前に出版プロデューサーの男性に脅迫電話をかけたとして逮捕されたこともあるという。

TOKYO MXは、こうしたGODのインタビューや経歴を調べてからドラマにゴーサインを出すかどうかを判断すべきだったのではないか。


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