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のん・地上波完全復帰!? 芸能界の崩れた力関係と「日本アカデミー賞」受賞で現実味

のん(能年玲奈)
のん(能年玲奈) (C)週刊実話Web

2022年9月に公開された映画『さかなのこ』に主演した女優・のんが『第46回日本アカデミー賞』優秀主演女優賞を受賞した。3月10日に日本テレビ系で生放送される授賞式、そして、その中から最優秀主演女優賞が発表されることで、地上波復帰が現実味を帯びてきた。


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2013年、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』でブレークしたのんは、15年に当時所属していた『レプロエンタテインメント』との間で独立トラブルが発覚。翌年6月に同事務所との契約が切れて独立したことから、芸名として使用していた本名の「能年玲奈」も使用禁止となり〝のん〟に改名した。

「独立後はテレビ界から干されてしまった。前事務所のレプロの圧力ではないかとささやかれたんですが、レプロのH社長は芸能関係者から人望を集める好人物。芸能界のドンとも呼ばれる『田辺エージェンシー』の田邊昭知社長からの信頼も厚かった。テレビ局は、田邊社長に忖度してのんを起用しなかったという見方がもっぱらでした」(番組制作会社スタッフ)

芸能界のドンの影響力が薄まった!?

のんは芸能界で干されながらも、アニメ映画『この世界の片隅に』(2016年)で声優に挑戦したり、20年には映画『星屑の町』、『私をくいとめて』と立て続けに主演を務めた。だが、地上波はNHKやTOKYO MX以外の出演はなかった。

「日本アカデミー賞授賞式は、事実上の地上波復帰になる。芸能界のパワーバランスも崩れつつありますからね。のんの地上波復帰は近いです」(大手プロ役員)

新年早々、人気俳優の堺雅人が田辺エージェンシーから独立したことを週刊新潮が報じた。田邊社長は同誌の取材に「〝独立して会社をやりたい〟と彼が言うので、どうぞ、と。それだけです」と、どこか投げやりなコメントを発していた。

「気になったのは、田邊さんが放った『もう一緒に(堺と)仕事なんてできないよ』の言葉。以前はそんなことを言う人ではなかったが、テレビ局への影響力が薄まれば、民放はのんの出演交渉に入ると思います」(同)

じぇじぇじぇな新展開。

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