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JRA重賞『京都記念』(GⅡ)東京スポーツ・三嶋まりえ記者の「推し活競馬」

三嶋まりえ
三嶋まりえ(C)週刊実話

今年の京都記念は、2021年の年度代表馬エフフォーリアと、昨年のダービー馬ドウデュースの対決が話題ですよね。美浦トレセンを拠点に取材する身としては、関東馬を応援したくなるもの。

エフフォーリアにも、もちろん注目しているんですが…。阪神では、これまで2戦2敗と分が悪いのは否めません。輸送で新しいパターンを考えるなど、陣営は復活へ向けて試行錯誤しているので、21年のようなパフォーマンスができてもおかしくはありませんが、ここはドウデュースを推すことにします。

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皆さんご存じの通り、同世代がかなり強いです。ダービー2着のイクイノックスは、その後、天皇賞・秋→有馬記念を完勝。古馬相手でも〝ものが違う〟という勝ちっぷりを見せて22年の年度代表馬に輝きました。そのイクイノックスに日本ダービーで先着したのがドウデュースです。

状態よく調教では“さすが”の動きを披露

昨秋の敗戦は、いずれもフランスでのレース。負けはしたものの、慣れない環境だったことも大きかったように思います。国内では負けた2戦を含めて強い姿を見せていますから、ここは好戦必至でしょう。

2週前、1週前の調教映像でも〝さすが〟という動き。凱旋門賞(19着)の後は、有馬記念出走のプランもありましたが、大事を取ったこともいいほうに出ているよう。「心身ともにリフレッシュしているし、いい感じで出られると思うよ」と友道師。軽快な口ぶりからも状態のよさが伝わります。

昨年のダービー馬の始動戦。「昨年は、前半はダービーを勝ったけれど、後半はふがいないレースが続いた。春に一緒に戦った馬が、その後に活躍しているし、リベンジしたい気持ちはある。今年は1年を通じて活躍してほしい」と師も語気を強めます。

鞍上の武豊騎手も〝今年も、この馬と大きいところを〟という思いは強いはず。まずはここを勝って、春のGⅠ戦線での活躍を期待します。

単勝と馬連はエフフォーリア、キラーアビリティ、プラダリアへ。

三嶋まりえ
東京都出身。2018年10月から美浦トレセンで取材を開始。競馬知識ゼロで配属されるも、ギャンブラーだった祖父の血が騒ぎ競馬好きに。22年8月に東スポレース部に加入した。予想は現場情報と直感を重視する。

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