(画像)Pressmaster/Shutterstock
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夫とご無沙汰の人妻から現役嬢まで~美女たちが虜になる“女性専用風俗”の魅力

「人肌恋しい」「旦那とレスだ」などの理由で、風俗を利用する女性が増えている。それも、女盛りで経済力のあるアラサー世代に顕著だという。


実態を調査すべく、当事者たちに突撃取材を敢行。金額からその内容まで…禁断の魅力に迫る!


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「遠くの〝推し〟より身近な〝おチ○…〟です」


こう言って微笑むのは、独身の佐竹真理子さん(34歳・仮名)だ。


彼女は某メンズアイドルの〝推し活〟を生きがいにしてきた。有給休暇を使った上でほとんどの給料を突っ込み、全国各地のライブやイベントに大忙しだった。


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見た目はスレンダーな美人タイプなので恋人も定期的にできたが、彼氏とのデートと推しアイドルのイベントが被れば、推しを優先してしまうので交際は長く続かなかったという。


数年前まで、そんな生活を当たり前のように送っていた彼女だが、コロナ禍で状況が一変したと話す。


「コロナで推しのライブやイベントがすべて中止に。仕事もテレワークに切り替わり、お金と時間があり余るようになったんです」


そんなとき、インターネットで女性専用風俗の存在を知ったという。


「お試し価格で60分5000円だったかな。安いし、コロナで誰にも会えないこともあって人肌恋しくなっていて、頼んでみたんです」


軽い気持ちで手を出した真理子さんは、「男性セラピスト」の中から少しだけ推しに雰囲気の似た大学生を指名。すると――。


「実際に会ってみてビックリしました。推しには似てないけど、肌がツルツルの可愛らしいアイドルみたいな子が来たんです。『こんな子が風俗店で働いてるの?』『本当にしてくれるの?』って感じで」


半信半疑のまま、指名した男性とプレイを開始。そのサービスは期待を大きく上回るものだったという。


「優しいマッサージから始まり、体の隅々まで何でも率先してやってくれるし、今までの彼氏では考えられないほどに、すべてが丁寧。逆に、彼への〝奉仕〟もさせてくれました。全部が全部良すぎて大満足でした!」


60分コースのはずが、感動のあまり2時間も延長してしまったという。


「それ以来、コンスタントに彼を指名しています。恋人はいらないけど〝欲〟は溜まりますから…。それに、ただする男はいても、イケメンじゃなかったりオジサンだったりで、私がお金をもらわなければ割に合わないような相手ばかり。だったら、アイドルみたいな若い男の子にお金を払って、いろいろしてもらったほうがずっといいです」

生涯好みの男を買える側でいたい…

女性専用風俗にハマったために、あれほどエネルギーを注いでいた〝推し活〟のモチベーションも、すっかり下がったと話す。

「やっぱり、推しは遠い存在です。いくらお金を使っても、その先にできる未来はないので。そう考えたら身近なイケメンに〝課金〟するほうが、満足度は高いですよね」


もともと結婚願望がないという真理子さんは、今後もキャリアを積んで「生涯好みの男を買える側でいたいです!」と意気込む。


金沢チエミさん(32歳・仮名)は子持ちの専業主婦でありながら、週に1回は女性専用風俗を利用するというヘビーユーザーだ。


大手企業の取締役である旦那から、月20万円という破格のお小遣いをもらっているそうで、風俗に費やす金額も少なくはなかった。


「私の利用している女性専用風俗は、指名料を入れて90分2万円以内です。こちらが支払うホテル代も1万円くらいで、トータルの利用料は1回3万円程度。ちょっといいエステに行ったと思えば、そんなに高いとは感じません」


一般的な主婦からすると考えられない金銭感覚だが、週1で利用するルーティンは5年目になるそうだ。そのきっかけは…。


「子供を産んでから、旦那とは8年間ずっと〝レス〟なんです。何回か誘ってみたこともあったのですが、『もう家族だから…ゴメン』と断られてきました」


チエミさんは、「女としてまだ終わりたくない」という切実な思いに苛まれ、既婚者との合コンや出会い系アプリで、〝割り切った関係の相手〟を探した時期もあったと話す。


「でも、今の暮らしは絶対に捨てたくないし、浮気がバレて離婚でもされたら元も子もない、と躊躇しました。それに、あまり相手に深入りしたくなく、されたくもなかったので、特定の男性と関係を持つのはリスキーだと思ったんです」


後腐れなく、自分の都合が良いときにできる…。そんな相手を探しながらも、現実的には難しいと諦めかけていたある日、有力な情報を得たという。

利用するうちに不満も感じ始めて…

「仲良しのママ友会で〝レス〟の話になったんです。そしたら、『女性専用風俗を利用して欲求不満を解消している』というママ友がいたんです。『自宅に呼ばなければバレない』とオススメされたのをきっかけに、翌日、さっそく電話して利用してみました」

自宅から少し離れた繁華街のシティホテルを指定し、待ち合わせたという。


「久々に触れた生の男性の体は、やっぱり良かった。しかも、若いから引き締まっていて心地良いスキンシップ…。相手と連絡先を交換しなくていいし、こちらから話さない限り私のことも詮索してこないので、ちょうど良い距離感が楽でした」


こう大絶賛するチエミさんだが、利用するうちに不満も感じ始めたそうだ。


「スキンシップは気持ちいいけど〝最後まで〟でなければ〝やった〟実感がなくて、物足りないんですよね。だから直談判したこともありました」


そう、女性専用風俗でも当然、〝行為〟は禁止とされているのだ。


また、女性専用風俗なら、快感とともに安心感も得られるメリットがあるという。


「旦那にバレたとしても、風俗なら許される気がします。あっちから断ってきたわけですし、女性専用風俗はあくまでもサービスを買っているだけで、浮気ではありませんから」

ホストクラブに通うより安く済む!

女性専用風俗を利用するのは〝素人〟ばかりとは限らない。派遣型デリバリーヘルスで働く河野あいかさん(29歳・仮名)も、「多いときで週3回呼んでます」というヘビーユーザーの1人。男性セラピストたちと〝同業者〟である彼女が、なぜ、わざわざ女性専用風俗を利用するのか――。

「仕事では、お金をもらってしてあげているだけなので全く別物です。彼氏を作るのも面倒くさいし。でも、ふと夜に寂しくなることがあるので、そんなときは女性専用風俗がちょうどいいんです」


ただし、あいかさんの場合、晩酌に付き合ってもらい、一緒にお風呂に入って添い寝するだけだという。


「たまにキスする程度で、それ以上はないです。いつもお泊まりコースで頼んでいて、『私が寝たら好きに帰っていいよ』って言ってるんですが、みんな律義にギリギリまでいてくれますね。マメな子は、朝ご飯まで作ってくれたりします」


お泊まりコースは、最大8時間拘束で5万円もするというから、決して安くはない。だが、あいかさんは「ものすごくコスパがいいです」と絶賛する。


「私はもともとホスト狂いだったんです。週1は必ず飲みに行って、一晩で軽く20万や30万は使ってました。結構な金額だと思いますが、これくらいではホストクラブで上客になれません。売れっ子ホストなんかは、月に100万以上使ってもプライベートな時間を割いてくれませんよ。それに比べて、女性専用風俗は自宅に来てくれて2人っきりで飲んで、お風呂に入って5万ですから。週に3回呼んでも、ホストクラブに通うより安く済みます」


娯楽をホストクラブから女性専用風俗に変えたことで、酒量が減って貯金もできるようになり、心身共に健康になったそうだ。


「夜遊びをやめて肌ツヤが良くなったせいか、デリヘルでの常連客が増えました。たまに、自分のお客さんでも『話だけしたい』と、プレイを求めない人がいるんですが、その気持ちがよく分かるようになりました。風俗に求めるものって〝処理〟だけじゃないんです」


ちなみに、周囲の風俗嬢でも、女性専用風俗を利用している人は多いという。


「自分勝手な行為をするオジサンや、キモオタに触れて溜まったストレスだけでなく、それで稼いだお金を若い男の子で浄化してるのかもしれないです」


この取材後も、お泊まりコースを頼んでいるという彼女は、「今日は新人の子が来るんです!」と、ウキウキしながら帰っていった。