覚醒剤取締法違反の罪に問われたアイドルグループ・KAT-TUNの元メンバー・田中聖被告(37)の裁判が2月2日に千葉地裁松戸支部で行われ、検察側は「更生意欲は表面的で、再犯の恐れが大きい」として懲役2年を求刑した。
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検察側は論告で、田中被告が昨年6月に同法違反などで執行猶予付き判決を受けたにもかかわらず、その2日後には覚醒剤を使用していたことなどから「常習性は顕著である」と指摘。一方、弁護側は「専門家や家族と治療を継続しており、不動産会社への就職も内定している。再犯の恐れはない」と主張し、執行猶予付き判決を求めて結審した。
判決は27日に言い渡されるが、執行猶予が付くかどうかは微妙なところだ。
流出させた女性に批判殺到
ジャニーズ事務所を〝クビ〟になって以降、すっかりダークサイドに転落してしまった兄をよそに、同事務所の人気グループ・SixTONESで活躍している実弟の田中樹(27)にもスキャンダルが飛び出した。
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「1月末、田中とみられる男性のベッド写真や動画、LINEのスクリーンショットなどが流出するという騒動が勃発。流出元は、田中とつながっているとされる一般女性で、自身のインスタアカウントにこれらを次々とアップしたんです」(芸能記者)
SixTONESと樹のファンたちが騒然となったが、流出した画像や動画はCDデビュー前であることを彼女たちが特定。樹の脇の甘さではなく、流出させた女性に対するバッシングに発展した。
「現在の樹は、兄を反面教師にして、自分でしっかりとリスク管理をしているようです。デビューにあたっての大恩人である滝沢秀明元副社長はすでにジャニーズを去ってしまっているが、今のグループは藤島ジュリー景子社長が統括。今回のスキャンダルの影響も最小限にとどめる動きを見せているため、これ以上の大ごとにはならないでしょう」(同・記者)
兄と同じ轍を踏むことはなさそうだ。