嵐の松本潤が主演を務めるNHK大河ドラマ『どうする家康』の第5話が2月5日に放送され、平均世帯視聴率12.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区/以下同)を記録した。
初回は15.4%だったので、視聴率は〝右肩下がり〟だ。
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「松潤は大河初出演でいきなりの主演。ただ、彼の現代的な顔立ちは、どうやっても徳川家康に見えない。第5話では、家臣団の嫌われ者・本多正信役を演じる松山ケンイチ、松平家の武士だが忍者の代表格・服部半蔵役を演じる山田孝之が初登場し、《#どうする家康》が放送中から5週連続ツイッター世界トレンド1位に輝くなど話題にはなったものの、肝心の松潤がミスキャストと言わざるを得ない」(スポーツ紙記者)
江戸幕府初代将軍を「単独主役」にした大河は1983年『徳川家康』以来、40年ぶり。それだけにNHKの期待も大きかったが、今のところ視聴率が上向く要素はない。
「ジャニーズファンは大河ドラマなんか見ませんからね。大事な中高年の視聴者が、松潤の家康になじめず、回を重ねるごとに〝離脱〟してしまっているのでしょう」(同・記者)
イベント集客は松潤が圧勝
今回の大河のオリジナル脚本を手掛けるのは、『コンフィデンスマンJP』シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏。同氏は、松本のジャニーズ事務所の先輩・木村拓哉主演の映画『THE LEGEND & BUTTERFLY(レジェンド&バタフライ)』(大友啓史監督)の脚本も手掛けている。
「松潤の家康に対し、キムタクは織田信長。両作品とも、それぞれ縁のある土地でイベントを開催していたが、集客的には松潤がキムタクに圧勝。プライドを傷つけられたキムタクは、このことにかなり不満を抱いていました」(同・記者)
ところが、「スタートダッシュに失敗した」と言われていた木村の映画は〝右肩上がり〟に観客動員を増やし、1月27日の公開から9日間で興行収入10億円を突破。松本を巻き返す勢いを見せている。
同じジャニーズタレントを使い、同じ脚本家で、同じ戦国武将を描いた作品とあって、比較対象となっている両作品だが、どうやら軍配は先輩の木村に上がりそうだ。
どうする松潤?