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わくわく『地方競馬』情報~報知グランプリカップ/佐賀記念

わくわく『地方競馬』情報
わくわく『地方競馬』情報 (C)週刊実話Web 

船橋競馬では、1964年創設の歴史ある一戦『第59回報知グランプリカップ』(SⅢ)が2月8日に開催される。創設当時はアラブ系も出走できるオールカマーの重賞として開催され、アラブ対サラブレッドの勝負が繰り広げられると注目を集めたレースだった。南関東でのアラブ系競走の廃止によりサラブレッドのみの戦いにリニューアルされ、今は複数のタイトルを持つ実績馬に条件クラスの素質馬が挑み、波乱の結果を呼ぶレースとして知られている。

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過去10年を遡ると、1番人気の成績は【2・3・0・5】、2番人気は【1・3・2・4】、3番人気は【2・2・2・4】、4番人気は【2・0・2・6】と、ほぼ差がなく続く。さらに5、6、7番人気の馬がそれぞれ1勝しており、人気の盲点になっている実力馬を探し出すことが馬券的中の鍵になる。難解なレースでもあり、唯一の特徴といえば地元船橋勢が6勝と奮闘していること。冬に調子を落として人気薄になっている素質馬が、地元コースで復調のチャンスを掴むケースが目立ち、いずれにしても高配当へつながっている。

ベテラン勢VS若駒の熾烈な戦い!

さて、9日には佐賀競馬の真冬の祭典『第50回佐賀記念』(JpnⅢ)が開催される。佐賀競馬が佐賀市から現在地の鳥栖市に移設したことを記念して開設されたレース。本年度は移設開設50周年でもあり、節目の50回目となる。

佐賀競馬で開催されるダートグレードレースは、冬の佐賀記念と夏のサマーチャンピオンの2競走のみ。川崎記念、フェブラリーSと開催時期が重なるため超トップクラスの馬の出場はあまりないが、逆に当時4歳だったスマートファルコン(2009年)やホッコータルマエ(13年)は、ここを足掛かりにトップホースへの道をスタートさせ、2頭ともその後、川崎記念(JpnⅠ)をはじめ数々のGⅠタイトルを手に入れた。

今回出走を表明しているJRA勢の顔触れを見ると、昨年の覇者ケイアイパープル(牡)、デルマルーヴル(牡)などの7歳勢に加え、ヴァンヤール(牡5)、バーデンヴァイラー(牡5)、カフジオクタゴン(牡4)など、今後の活躍が期待できそうな若い面々もそろい、戦いは熾烈を極めそうだ。

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