小池百合子 (C)週刊実話Web
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太陽光発電詐欺トラブル…三浦瑠麗氏に続き窮地に陥る小池百合子都知事

テレビ番組などに出演し、舌鋒鋭いコメントで人気を集めていた国際政治学者の三浦瑠麗氏が窮地に立たされている。1月19日、瑠麗氏の夫が代表の太陽光発電を手掛ける投資会社などに東京地検特捜部が家宅捜索に入ったのだ。瑠麗氏といえば、美人の論客として誉れ高く、その歯に衣着せぬ物言いで度々、ネット炎上を引き起こしていることでも知られる。


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特捜部による家宅捜索の狙いを政界消息筋は「太陽光発電は、一部悪徳ブローカーが跋扈する伏魔殿ともいわれている。その伏魔殿に、いよいよ特捜部が本格的なメスを入れる端緒を見つけた可能性もある」と見ている。


「瑠麗氏の夫は詐欺容疑で刑事告訴されていた。告訴を受け、特捜部は夫の関係先へ家宅捜索に入ったわけだ。同じ太陽光事業つながりで、東京都の小池百合子都知事も何かしら火の粉を被るかもしれない」(同)


詐欺容疑の舞台になったのは瑠麗氏の夫・三浦清志氏が代表を務める投資会社『トライベイキャピタル』だ。同社は太陽光発電などをメイン事業としている。


「今回の特捜部の家宅捜索は、元ソニー社長の出井伸之氏が取締役会議長だった投資会社『メタキャピタル』が詐欺容疑で告訴したためとされます」(司法記者)


関係者らの話を総合すると、告訴に至った経緯はこうだ。トライベイキャピタルとメタキャピタルは2019年6月、兵庫県内での大規模開発で合意し、メタキャピタルが事業主体のトライベイキャピタル側に10億円を出資した。しかし、出資時点でトライベイキャピタルの開発用地の権利は、まだ別会社のA社にあり、開発に必要な地域住民の同意も得ていなかった。

太陽光パネルの大半が中国製

事態は行き詰まったまま、返金もままならない状態が続く。そして、業を煮やしたメタキャピタルが東京地検に告訴、今回のトライベイキャピタル本社や三浦夫婦の自宅である六本木のタワマンの家宅捜索につながったという。


瑠麗氏の夫の会社とは、まったく無縁とも思われがちな小池都知事がなぜ、火の粉を被る恐れがあるのか。太陽光事業の裏事情に精通するB氏が語る。


「太陽光事業は地球環境を保護するうえで、有力な手段の一つです。半面、開発事業には10億円から数百億円規模の莫大なカネが動くことも多い。中には一発当てようとする博打めいたブローカーもうごめいている。今回、小池都知事の名前が太陽光関連絡みで取り沙汰されるのは①太陽光政策に異常に熱心②過去に小池都知事に献金した太陽光業者が特捜部に逮捕されている点に加え、③その逮捕された業者と密接な人物が、三浦清志氏とも深い付き合いがある、など新たな接点が浮上したためです」


B氏が挙げる1つ目。小池都知事の太陽光政策に対する執心ぶりだ。


昨年12月、都議会で都内新築住宅などに太陽光パネルの設置を義務付ける条例案が成立した。2025年4月から義務化が始まる。


同条例には最大会派の自民党都連などが猛反対だった。理由は「都民に十分に理解されておらず、納得してもらえる状況ではない」としている。


「そもそも、太陽光パネルの大半は中国製です。特に、強制労働など人権問題が疑問視されている新彊ウイグル自治区での生産が多い。都条例はジェノサイド(民族大量虐殺)に加担することが指摘されているのに、なぜ、小池都知事は前のめりになるのか理解に苦しむ」(B氏)

行き詰まりの事業を引き継いだのが…

2つ目。小池都知事への不透明な献金だ。


2021年5月、太陽光発電関連会社『テクノシステム』の生田尚之社長らは信用金庫などから約11億6500万円を騙し取った詐欺容疑で東京地検特捜部に逮捕された。生田氏は2013年と15年に計200万円を小池氏側に献金しているのだ。


「逮捕前まで、小池都知事の金庫番とされるM氏と生田社長は親密な間柄だった。生田社長の逮捕時は、小池都知事がターゲットかと周囲に緊張が走ったほど。また、生田社長は小泉純一郎元首相と2020年に二度にわたり日経新聞の広告で対談している。小泉元首相と息子の俳優・小泉孝太郎を広告塔に利用し、金融機関からカネを引っ張っていた疑いもある」(B氏)


ここで新たな接点だ。実は、テクノシステムが静岡県浜松市で国の補助で進めていたバイオマス発電事業があった。同事業を2017年に最初に着手したのが、『JCサービス』(21年破産)の社長だった中久保正己氏。


「中久保氏のJCサービスがバイオマス事業に行き詰まり、それを引き継いだのがテクノ社。中久保・生田両氏の深い関係の一端が窺える。三浦清志氏と中久保氏もツーカーの仲。生田氏は特捜部に逮捕された。生田氏と中久保氏、三浦清志氏のトライアングルに加え、昨年2月に医療ベンチャーの金融商品取引法違反絡みで矢島義也氏率いる『大樹総研』にも特捜部はガサ入れした。矢島氏は菅義偉前首相や二階俊博元幹事長らと会食を頻繁にする間柄。三浦清志氏は矢島氏とも親しい」(B氏)


瑠麗氏の夫が手掛ける太陽光関連事業は、小池都知事を巻き込む一大政界疑獄に発展するかもしれない。