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伊藤健太郎“あの大物”が後継者に指名!?『静かなるドン』でバックについた人物とは

伊藤健太郎
伊藤健太郎 (C)週刊実話Web

俳優の伊藤健太郎(25)が、新たに映画化される『静かなるドン』に主演することが分かり、〝Vシネ界のニュースター〟になりそうだと期待されている。


新田たつおさん原作の同作は、『週刊漫画サンデー』で1988年から2013年まで連載され、累計発行部数4500万部を突破した大人気コミック。暴力団の家系に生まれながら「カタギ」として生きることを望み、下着メーカーで社員デザイナーとして働いていた主人公・近藤静也が、父の死によって跡目を継承。広域暴力団総長の肩書を隠してサラリーマンを続ける物語だ。


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「日本テレビ系でドラマ化された際は中山秀征、オリジナルビデオ版では香川照之が主人公を演じた。見た目は香川が一番近く、伊藤はイケメンすぎますが、どこまで自分の色を出して静也役を演じるのかが注目されています」(スポーツ紙記者)

“Vシネ界のドン”が後継者に指名!?

2020年10月、乗用車を運転中にバイクと衝突する「ひき逃げ事件」を起こし、ほぼ全ての仕事を失った伊藤。不起訴処分にはなったものの、一時は完全に表舞台から姿を消していた。

「昨年6月に公開された坂本順治監督の映画『冬薔薇』に主演。ようやく本格的に活動を再開したものの、まだまだ地上波復帰は難しい。今回の静也役は誰もが知る有名キャラですから、うまく演じきれば今後の道も開けそうです」(同・記者)

そんな伊藤には頼もしい〝バック〟がついている。本編50作を超える大ヒットシリーズ『日本統一』で知られる俳優の本宮泰風だ。

「本宮さんは、『日本統一』に続き、『静かなるドン』でも総合プロデューサーに就任。役者としても静也を陰ながら支える猪首硬四郎役を演じています。〝ネオVシネ四天王〟と呼ばれる本宮さんは、なかなか若い役者の参入がないことを憂いていましたからね。今回の仕事を機に、伊藤さんを自身の後継者としてしっかり育成するつもりなのかもしれません。伊藤さんは、新たなファン層を開拓する〝Vシネ界のニュースター〟として期待が高まっているんです」(映画業界関係者)

今回の『静かなるドン』は、規制やコンプライアンスが年々厳しくなる時代に、あえてアウトローな世界を生きた昭和や平成の名作をよみがえらせる「令和アウトローレーベル」の1本として製作される。

「プロジェクト第1弾は高杉真宙さん主演の『ナニワ金融道』でした。伊藤さんなら、新たな近藤静也像を確立してくれることでしょう」(同・関係者)

伊藤主演の『静かなるドン』は、今春に2週連続で2話ずつ全4話が公開されるという。伊藤にとって、再浮上のきっかけになる作品になりそうだ。

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