木本武宏 (C)週刊実話Web
木本武宏 (C)週刊実話Web

TKO木本“巨額投資トラブル”返済の目処立つも相方・木下登場で復帰は前途多難へ

巨額投資トラブルが発覚して、芸能活動休止中のお笑いコンビ『TKO』木本武宏が、これまた後輩芸人へのパワハラ問題で芸能界を干されている状態の相方・木下隆行同席の下、1月23日に謝罪会見を開いた。


昨年7月、FX(外国為替証拠金取引)トレーダー・Aと元アパレル会社社長・Mの投資話にのっかり、トラブルに陥っていたことが発覚した木本は、所属の松竹芸能から同月に契約解除された。ちなみに、木下は木本より一足早い2020年3月に松竹芸能を退所している。


【関連】TKO木本“投資トラブル”関係者が不審死…被害額も30億円に拡大『黒幕』存在か ほか「木本を通じ、AとMの2人に渡った約7億円のうち、1億6000万円は返済されました。しかし、残りに関しては昨夏にMが『返済する資金がない』と内容証明を送り付けて以降、雲隠れ。さらに、首謀者のMとも連絡が取れなくなった。木本は一部マスコミのインタビューに答えただけで、記者会見を開かなかった。昨年末になって事態は急転。Aからの返済が始まり、Mも返済計画を出してきた。木本が関わった投資家への返済の目途が立ったそうです」(スポーツ紙記者)

事件化する可能性も…

謝罪会見で木本は「2017年に仮想通貨に興味を持ち、ハマってしまった」と投資のきっかけを語り、最大で約4億円を背負った借金は「いろんな方の協力を得て3分の1程度に収まっています」と現状説明した。

「Aからの返済は進んでいるようです。Mについては『返済計画を提出した』とされますが、具体的な内容は不透明。Mは木本だけでなく、一般人からも不動産投資目的で金を集めていた。一説には、その額は30億円とも目されている。Mは元祖ハーフタレントのマリアンの次女でモデルのAmiと親交があり、派手好きです」(芸能ライター)


昨年11月、Amiが所属していた芸能プロのK社長が山梨県・山中湖畔で不審死していたことが明らかになった。


「生前のK社長は〝海外の不動産投資でMに3億円を預けていた〟と周囲に漏らしていたそうです。K社長が何かしらの金銭トラブルに巻き込まれていたことは間違いありません」(同)


警察関係者によると、Mに関しては数人から被害届が出ているため、事件化する可能性もあるという。


「事件になれば、木本との返済計画もとん挫する。木本は、木下とのコンビ活動に意欲を見せていますが、地上波の復帰は難しい」(在阪のお笑い関係者)


多くのテレビ番組を企画・制作する吉本興業関係者が、こう語る。


「謝罪会見に、業界で評判の悪い相方の木下を同席させたことは大きなマイナス。どのテレビ局も怖くてオファーしないでしょう。当然、ウチも使いませんよ」


復活は〝TKO〟だ。