水谷豊、寺脇康文 (C)週刊実話Web
水谷豊、寺脇康文 (C)週刊実話Web

『相棒』は水谷豊卒業で続行する!? ドル箱を手放したくないテレ朝の仰天プラン

昨年10月から放送開始した『相棒season21』(テレビ朝日系)が、高視聴率をキープし続けている。しかし、そんな相棒も主人公の刑事・杉下右京役の水谷豊の意向で近々シリーズ終了するという噂が絶えない。ドル箱を失いたくないテレ朝は、苦肉の策を用意しているというが…。


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初代相棒として活躍した亀山薫(寺脇康文)が今シーズンで復帰したこともあり、平均世帯視聴率は2桁を切ることがない。


「幅広い世代から支持されている作品ですが、やはり視聴者はシニア層が多い。この世代は見逃し配信サービスなどを積極的に活用しないので、リアルタイムで視聴するケースが多く、高視聴率につながっているんです。それにしても、全局のドラマ視聴率が落ちている中では驚異的な数字を叩き出していますよ」(他局のスタッフ)

“放送外収入”も莫大

ところが、水谷はイベントや雑誌のインタビューでシリーズ終了をにおわせる発言を繰り返し、近いうちに『相棒』を終わらせようとしているフシがある。

「水谷さんが〝旬な俳優〟でなく、初代相棒の寺脇さんを呼び戻したのも、このコンビでラストを飾るためだと言われています。水谷さんも、すでに70歳ですからね。連ドラを撮り続けるのは体力的に厳しいというのが本音でしょう。自身の動きが鈍くなったことを気にして、アクションシーンをこなせる寺脇さんに頼っているとも言われているだけに、限界が近いのは確かなようです」(同・スタッフ)


これまで水谷の意見を尊重してきたテレ朝も、ドラマ終了に関しては簡単に首を縦に振れない事情があるという。


「DVDの売り上げも良く、オーケストラの『相棒コンサート-響-』も絶好調。〝放送外収入〟も見込める数少ないコンテンツですから、どうしても手放すわけにいかないんです」(同・スタッフ)


そこで、水谷の負担を軽減するために、すでに相棒の〝新プロジェクト〟が水面下で進行しているというのだ。


「テレ朝さんは、映画作品として『相棒』の名を残そうとしているようです。年に一度、定期の上映を続け、イベントやグッズ販売などにつなげる戦略です。これまでの劇場版はどれも大ヒットを記録していますし、映画でしか見ることができないとなれば、今後も動員は見込めますからね」(同・スタッフ)


水谷の了承を得られるかどうかは不明だが、主演を寺脇に置き換え、以後も主人公を入れ替えていく案もあるようだ。


これなら何十年でも続けられそうだが、水谷不在の『相棒』が2桁視聴率をキープできるかどうかは疑問が残る。いずれにしてもテレ朝にとっては頭の痛い問題である。