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hitomi過酷だった「幼少期」を告白…過去にはテレビで“毒親”ぶり放送され物議

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hitomi (C)週刊実話Web

歌手のhitomi(46)が〝ヤングケアラー〟だった幼少期を告白し、話題になっている。

厚労省によると、〝ヤングケアラー〟とは「本来大人が担う家事や家族の世話」などを日常的に行っている子どものこと。両親が共働きで祖父母の介護を学生がやらされている家庭などが典型で、責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまうことも問題視されているという。

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ウェブメディア『CHANTO WEB』のインタビューに登場したhitomiは、小学校に入った頃に両親が別居し、父と兄で3人暮らしになったと告白。食材の買い出しから料理、食器の後片付け、洗濯や掃除まで1人で担当していたというのだ。

「かなりハードな生活でしたね」と当時を振り返ったhitomiは、自身の子どもに求めるハードルも高くなっていると赤裸々に語っていた。

「みんなの気持ちを乱すんだよ」

hitomiには、14歳の長女を筆頭に、8歳、6歳、2歳の男の子がいるが、自身の過酷な経験をもとに「ママの子どものころは、そんなの自分でやってたよ。だから、あなたたちもやりなさい」とキツく当たってしまうそうだ。

実際、2015年9月に放送された『人生が変わる1分間の深いイイ話』(日本テレビ系)に出演した際も、その〝毒親〟ぶりに視聴者から疑問の声が上がっていた。

ケータリングの食事中、「ご飯がなくなっちゃった」という子どもに「だから何? 自分でもらってきなさい」と厳しい口調で突き放し、ハワイ旅行中に家族で乗った海賊クルーズが怖くてテンションが下がった長女に対しては「楽しくしなさいよ。みんなの気持ちを乱すんだよ」と叱責。ネット民から批判の意見が殺到しても、こう反論していたのである。

「子育てにおいては悩んだりしながら、、、自分なりの子育てを今後もちゃんと夫婦で向き合いながら頑張ろうと思っています。テレビでは断片的に見えてしまったり、私のキャラ的にキツく見えちゃうケド…ね!でも、それが我が家の在り方なんだよね」(原文ママ)

子どもを虐待する親の多くが、自身も虐待を受けて育った過去があるとされる。hitomiも、自身が〝ヤングケアラー〟だったために、子どもに求めるハードルが高くなっていると自覚しているようだが、無意識にそうなっているのであれば、他人が責めることはできないだろう。

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