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JRA重賞『根岸ステークス』(GⅢ)「週刊実話」競馬班 超本気データ攻略

(C)JRA
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2月19日に行われる『フェブラリーS』(GⅠ)を見据えた重要な前哨戦。根岸Sで連対した馬が、フェブラリーSでも7年連続で馬券圏内に入っており、関連性は強い。過去10年で3連単10万馬券以上は2回出ているが、2013年と14年。近8年は6万円台が1回、3~4万円台が4回、2万円台以下が3回と、極端な高配当は生まれていない。1番人気馬は【4・3・0・3】、2番人気馬が【1・1・3・5】と、まずまず期待に応えており、上位人気2頭がいずれも4着以下に沈んだのは1回だけ(両馬とも馬券絡みは3回)。どちらかを軸として馬券を組み立てるのがベターか(以下のデータは、特に断りのない限り過去10年の集計)。

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《馬齢・性別》
性別では、セン馬が【2・2・0・5】と好成績。21年8着、22年2着のヘリオスの数字も、これに含まれる。3度目の正直となるか。牝馬は6頭が出走し馬券圏内はゼロだが、そのうち5頭が二桁人気馬。唯一の上位人気だったアンズチャンは3番人気5着と善戦している。昨秋の武蔵野Sを勝っているギルデッドミラーも、牝馬だからといって割り引いて考える必要はなさそうだ。

《コース実績》
レモンポップは、今回の舞台となる東京ダ1400メートルで欅S、ペルセウスSのOP特別2戦を含めて4戦4勝。いずれも2馬身半差以上の完勝と、文句なしのコース実績を誇る。他では、ヘリオスが【3・1・0・2】、アドマイヤルプスが【2・1・0・0】、テイエムサウスダンが【1・0・1・1】、オーロラテソーロが【1・1・1・4】といったところが好相性。ケイアイターコイズ、タガノビューティー、ピンシャンらも好走歴はあるが、いずれも賞金的に出走できるか微妙な状況。出てくれば注目したいところだ。

《前走着順》
シンプルに前走着順で見ると、1~3着だった馬は【6・8・5・56】で連対率18・7%、複勝率25・3%。4着以下は【4・2・5・68】で連対率7.6%、複勝率13・9%。さらに踏み込んで、前走OPクラスで1番人気に支持され連対していた馬に絞れば【3・3・1・2】と8割近い馬が3着以内。レモンポップ(武蔵野S1番人気2着)が、上位に食い込む可能性が高そう。

《臨戦過程》
ローテーション別に見ると、中3週以内で臨んだ馬は【0・0・2・42】と苦戦傾向。1月7日のすばるS(1着バトルクライ、3着セキフウ、4着ケイアイターコイズ)からここに臨む馬たちは中2週となる。ネガティブなデータを跳ね返せるかどうか。なお、前走が芝だった馬は【1・0・0・8】。この中で掲示板内に入った馬は2頭(20年1着モズアスコット、22年4着ジャスティン)で、いずれも矢作厩舎の馬だった。ここが初ダートとなる同厩舎のホウオウアマゾンは、なんとも不気味な存在だ。

◎レモンポップ1着固定の馬単で勝負!

通算9戦6勝2着3回で、コース実績も文句なしのレモンポップを◎に。勝って堂々とフェブラリーSへ向かってもらいたい。○はギルデッドミラー。ダート転向以降は①②①着で、重賞制覇(武蔵野S)も達成。まだ伸びしろあり。▲テイエムサウスダン、△ヘリオスは、昨年の1&2着馬。近況から戦力ダウンはなさそう。軽視禁物だ。△オーロラテソーロの近走の好成績は1200メートルでのもの。安定感は申し分ないが、距離克服が課題。△ホウオウアマゾンは、名門厩舎の決断が吉と出るか。馬券は、レモンポップを1着固定で、印各馬に流す馬単で勝負!

《結論》
◎レモンポップ
○ギルデッドミラー
▲テイエムサウスダン
△ヘリオス
△オーロラテソーロ
△ホウオウアマゾン

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