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永作博美『舞いあがれ!』スタッフも絶賛した“老け込まない”艶演技

(画像)ViDI Studio / shutterstock

昨年10月にスタートしたNHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』も、いよいよ佳境に入ってきた。

「メインはもちろん舞(福原遥)ですが、ここにきて、母・めぐみを演じている永作博美の存在感がググッと増してきているのです」(芸能ライター・小松立志氏)


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めぐみは、東大阪で町工場を営む浩太(高橋克典)の妻で、夫を支えながら2人の子供の子育てに奮闘するお母さんという役どころで始まった。しかし、1月に入ると状況は急変。夫が急死してしまう。

「舞に抱きかかえられながら泣き崩れ、『お父ちゃん』という泣き声が年配視聴者の涙を誘いました」(ドラマ関係者)

そして、めぐみは夫の後継者として社長に就任。

「朝ドラヒロインのお母さんが、ここまで人生の大きな転換期を迎えたことは、めったにないと思います。永作の演技に、目と心がいってしまいます」(芸能関係者)

会社のため、従業員のため、身を粉にして働くめぐみ。

「先々週(1月16日月曜日〜)のシーンでも、母親としての愛情あふれる姿と、経営者として会社を担っていく姿を見事に演じ切っていました。ドラマ制作スタッフからも〝永作にして良かった〟と、絶賛の声が上がっています。それにしても、彼女はいつまでたっても〝老け込まない〟ですね」(前出・小松氏)

さて、永作は1989年、フジテレビのタレント育成講座『乙女塾』から誕生した3人グループ『ribbon』(他に松野有里巳、佐藤愛子)の一員として歌手デビューした。

「そのころは、一世を風靡した『おニャン子クラブ』が解散したばかり。その後、97年に『モーニング娘。』が登場するまでの約10年間は〝アイドル冬の時代〟と呼ばれていました。『ribbon』の他にも『CoCo』や『Qlair』『東京パフォーマンスドール』といったアイドルグループが活動していましたが、いずれもパッとしませんでした」(アイドルライター)

転機となったのが93年。『劇団☆新感線』での舞台挑戦だった。

計算通り?脱アイドル大成功!

「グループ解散直前のことで、彼女は早くから〝アイドルとしての寿命は短い〟と自覚していました」(劇団関係者)

そして94年、ドラマ『陽のあたる場所』(フジテレビ系)で女優として本格デビュー。

「恋人の暴力で流産するホステスという難しい役でしたが、彼女は熱演。同時に、体内から発散されるフェロモンに注目が集まるようになったのです」(前出のアイドルライター)

永作自身も分かっていたようで、98年に突如、ムック型写真集『月刊永作博美』(新潮社)を発売した。

「〝フルオープン〟一歩手前のような写真集でした。タイルの壁に手をついた永作が、アンダーウエアからハミ出た〝ハーフピーチ〟をツンと上向きに強調するカットや、白い薄手のワンピースのようなドレスを着たカットでは、彼女が大量に汗をかいた影響もあってか、ほとんど〝シースルー〟気味でした。これにはファンが〝総立ち〟状態になったといいます」(スポーツ紙記者)

計算通りと言うべきか、これでアイドル・清純派の殻を破ると、『週末婚』(TBS系・99年)で民放の連ドラ初主演を射止め、体当たりの〝艶技〟を見せた。

「初回のオープニングから、シャワーシーンで貪るようにディープキスをしたり、お互い泡まみれの体を洗いっこする〝泡踊り〟で視聴者のド肝を抜きました。また別の放送回では、ビルの谷間の通路でスカートをまくられての野外濡れ場まで見せてくれました。まさに〝美魔女〟のイメージが、このあたりから少しずつ根付いていったと思います」(ドラマディレクター)

もちろん、映画でも魅せてくれた。2008年公開の『人のセックスを笑うな』は、37歳にして初めて映画主演を果たした作品。年下の生徒(松山ケンイチ)を翻弄する美術学校の講師・ユリ役だった。

料理の腕前はプロ級ともっぱら

「青森県出身でまだ23歳だった松山が、カチンコチンに反応してしまったのは言うまでもありません」(映画ライター)

かといって、ただ魅せるだけの女優ではない。

「『八日目の蟬』(11年)で、誘拐した子を4年間も自分の子として育てるという難しい役を演じ、『日本アカデミー賞最優秀助演女優賞』を受賞しました」(同・ライター)

結婚は09年。お相手は、映像作家の内藤まろ氏。お酒のCMが縁で交際に発展したという。

「しかし、内藤氏はバツ2のモテ男。いずれパンクするというのが、おおかたの見立てでした。ところが、永作は今や2児の母。彼女は調理師免許を持っていて、腕前はプロ級。夫と子供たちの胃袋をガッチリつかんでいます」(前出の芸能関係者)

ネット上では現在も、《昔から変わらずキレイ》《違和感がない。かわい過ぎます》など、称賛の声が数多く寄せられている。

「朝ドラ終了後、映画・ドラマ・CMなどで超多忙になるのは必至。きっと福原遥の上を行くはずです」(前出のスポーツ紙記者)

そんな50代の永作に熱視線を送っている仕掛人がいるという。

「やはり〝フルオープン〟の艶写真集が望まれています。20代後半で難なく女子高校生役を演じたファニーフェイスは全く衰えていませんからね。オファーする動きが密かに進んでいるようです」(前出・小松氏)

今春、永作は大きく舞いあがる!!

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