高所得者、資産家、外国人投資家から人気を博したタワーマンション。通称・タワマンは、成功者の憧れとして購入者が続出していたが、デメリットや膨れ上がった不動産バブルで〝タワマン離れ〟が起きている。
「数年前から夫婦共稼ぎで年収1000万円以上の30代購入者が急増した。中には子供のいる夫婦もいますが、多くて2人。東京・湾岸地域には芸能人や有名人が住んでおり、入居当初は鼻高々だったでしょうが、住んでみて後悔している入居者は、ことのほか多いですね」(都内の不動産業者)
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実際にタワマン住民のブログを分析すると、その不便さが浮かび上がってくる。
「高層階は安全のため、洗濯物の干し物が禁止されている。タワマンは遮蔽物がないために1日中、直射日光を浴びる。マンション自体が熱を帯び、冬場でも1日中、エアコンをつけなければならず、電気代がかさむ。さらに強風がもたらす恐怖にも怯えなければならない」(タワマン住民)
メリットがほぼないのでは!?
次にエレベーター問題。朝は通勤&通学、夕方は帰宅ラッシュでエレベーターが渋滞する。また、比較的揺れの大きい地震が起きれば、エレベーターが自動停止するケースもある。
「プールやジム、ラウンジ、ゲストルームといった共同施設には、使用の有無を問わず管理費が請求される。それに修繕積立金。修繕が近くなると費用は2〜3倍に値上げになる。予想しなかったコロナ禍では資産価値も下がっており、デメリットは数限りない」(同)
コロナ禍でローンが払えなくなり、タワマンから退去せざるを得ない夫婦も増えているという。
「不動産バブルは4月に崩壊するとみられている。サラリーマンが購入できる物件価格の上限は6000万円程度。金利3%で35年ローンを組むと総額の支払いは1億円。ところが、今の変動金利の最低水準0.3%の35年ローンで試算すると、1億円の物件も買えていた。超低金利を進めていた日銀の黒田東彦総裁の4月退任に伴って、政策変更になれば不動産バブルは弾ける」(金融アナリスト)
タワマン離れも加速する。
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