
藤浪晋太郎メジャー移籍にSB孫正義氏が“介入”していた!? 狙うは「日米2球団経営」か
阪神からポスティングシステム(PS)を行使してメジャーリーグのアスレチックスと1年契約を結んだ藤浪晋太郎投手について、現地で「孫正義オーナー介入説」がささやかれている。ソフトバンクの「日米2球団経営構想」が発覚したーー!!
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「同級生があの大谷翔平で、エンゼルスが同地区(ア・リーグ西地区)というプレミアムを考慮しても、昨季3勝5敗の投手を年俸10倍増の5億円で契約するのは異常です。背後に、日本人資産家の巨大マネーが透ける構図です」
本誌に情報を寄せた米シリコンバレー地区の地元記者によれば、今回の藤浪アスレチックス入団に、ソフトバンクグループの孫正義会長による「球団経営参画」および「介入説」がささやかれている。
サンフランシスコの対岸約13キロに位置するアスレチックスの本拠地、オークランド市(米カリフォルニア州、人口約43万人)は、孫氏にとって米国の故郷とも言える都市だ。
1973年4月に福岡県の久留米大学附設高校へ入学したが、翌年中退。名門のカリフォルニア大学バークレー校入学を目指し、サンフランシスコのセラモンテ高校に編入した。「人生で最も勉強した」と振り返るのが、この時期だ。
「オークランドにはカリフォルニア大バークレー校時代の友人知人も多く、ソフトバンクの関連会社もあります。いわば、孫氏が創業したソフトバンクグループの発祥の地。日米2球団経営を目指す孫氏がアスレチックス買収を手がけても少しもおかしくないのです。それが今回の(藤浪獲得への)孫氏介入説の拠りどころとなっています」(同)
その藤浪は日本時間の今月18日、オークランドの球団事務所で入団会見を開き、複数球団からアスレチックスを選んだ理由について、「一番自分を高く評価して信頼してくれたチーム。(大谷について)はるか遠い次元に行ってしまった〝同級生〟だが、対決の可能性があることをうれしく思います」と話した。
世界を視野に入れたソフトバンク
2012年のドラフト会議で大阪桐蔭高から阪神に1位入団し、いきなり10勝、11勝、14勝と、最初の3年は花巻東高から日本ハムに1位入団した大谷に比肩する勝ち星を収めた。しかし、2016年以降は明暗が分かれ、藤浪は2ケタ勝利がなく、同年1億7000万円あった年俸も目減りして昨季は4900万円に。そんなかつてのスター投手をアスレチックスは1年約4億3900万円、出来高合計約1億3500万円で獲得。地元メディアが「ジャパンマネー抜きでは考え難い」といぶかるのは当然だ。
福岡ソフトバンクホークスの王貞治取締役会長と後藤芳光社長、藤本博史監督は1月12日、東京・港区のソフトバンク竹芝本社に孫正義オーナーを訪ね、2022年シーズンの報告を行った。
終了後の会見で王会長は、「オーナーは日本一はもちろんのこと、世界一を目指していきましょうと話されていました」と語り、はからずもソフトバンクがMLB参入を視野に入れていることが明らかになった。
昨オフ、ソフトバンクのエース千賀滉大が5年約103億円でメジャーリーグのメッツにFA移籍し、オリックスの吉田正尚外野手は5年約120億円でレッドソックスにPSで転身した。
今オフはオリックスの山本由伸、さらに村上宗隆(ヤクルト)、佐々木朗希(ロッテ)、高橋宏斗(中日)、平良海馬(西武)、伊藤大海(日本ハム)、宇田川優希(オリックス)、清水昇(ヤクルト)らのメジャー流出も順次予想される。
そこで孫氏は日本選手の「逆輸入」の受け皿として、MLB球団の買収および株式取得による経営参画を描いているのだ。MLBに転身した日本人選手が、プロ野球に戻れるレール整備だ。
「昨年、球団売却を表明したエンゼルス買収も検討したらしい。しかし、ロサンゼルス・タイムズ紙のパトリック・スンシオン・オーナーとNBAウォリアーズのジョー・レイコブ・オーナーが名乗りを上げ、相場が約3400億円に跳ね上がった。一方、アスレチックスの評価額はほぼ半額。費用対効果から方向転換したことも考えられる」(スポーツ紙デスク)
アスレチックスの本当の狙いは孫氏!?
ソフトバンクはこのオフ、補強で独り勝ちした。7年総額50億円で近藤健介を獲得したのを筆頭に、3年15億円で有原航平(レンジャーズ)、4年3億円で嶺井博希(DeNA)、1年6.5億円でR・オスナ(ロッテ)、1年1.6億円でJ・ガンケル(阪神)…。「問題は、その反動。しかし今季から四軍制を導入し、支配下選手登録からはみ出た若手はこちらで育成する。ポジションがダブって行き場を失った大物選手も、MLBに兄弟チームがあれば収拾できる」(同)
一方、ここ5年で三度プレーオフに進出しているアスレチックスだが、昨季60勝102敗に低迷。原因は、前季の開幕スタメンのうち1人を除いて全員放出したように、身売りを視野に焦土作戦を敢行していたからだ。
それを指揮していたのが、ビリー・ビーン球団副社長。GM時代、徹底したデータ重視の補強策でMLBに革命を起こし、ブラッド・ピット主演映画『マネー・ボール』(2011年)のモデルにもなったカリスマだ。
そのビーン氏が進めるのが、日本のプロ球団で圧倒的な戦力を保有するソフトバンクとのジョイント。今回、藤浪を獲得したアスレチックスの真の狙いは「孫氏を経営参画させるための誘い水」にある。
ソフトバンクグループは、傘下の投資ファンドが昨年前半に4兆円超の投資損失を計上したことで「米球団買収どころじゃない」と見る向きもあるが、米国の長期金利上昇のピークアウトで経済が回復。同グループが手がける自動運転事業は数兆円単位の利益が予想されている。日米2球団経営に踏み切る財源は十分ある。
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