(画像)Mix and Match Studio/Shutterstock
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ゆたぼんと“高校中退ラウンドガール”があらがい続ける「世間の荒波」

〝少年革命家〟を名乗り、不登校を続けるユーチューバー・ゆたぼん(14)が、1月21日に都内で行われたボクシングイベント『HEARTS』に出場。同じ年齢の中学生ファイター名倉誠士郎選手を相手に0-3の判定で敗れた。


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「この試合は90秒2ラウンドマッチ。相手は2年以上のキャリアを持ち、身長もゆたぼんを上回っていました。YouTube活動を休止して沖縄県内で猛トレーニングを積んだゆたぼんは、気合十分でゴングと同時に突進してラッシュをかけましたが、名倉選手の強烈なフックやストレートの洗礼を浴びて判定負け。試合後の控え室ではうなだれて泣いていました。ただ、子どもの殴り合いではなく、きちんとしたボクシングの試合になっていた上に見応えのある展開で、2人には将来性を感じました」(スポーツライター)


「美談にするつもりはない」

学歴社会に背を向け、活動を続けるゆたぼんだが、同じ〝ボクシングのリングに上がる〟女性が「学歴問題」に一石を投じるツイートをして話題になっている。

村田諒太-ゴロフキン戦、井上尚弥-ドネア戦などでラウンドガールを務めた天野麻菜(31)だ。


『日刊スポーツ』のインタビューを受けた天野は、高校で留年が決まった翌日にバッグひとつで上京したという経歴を語ったところ、ディスるコメントが殺到したと憤慨。次のようにつぶやいていた。


「コメント見たら『留年するなんてバカだ』『計画性が無さすぎる』『留年してる時点で終わってる』的なこと書かれてる。その後高卒認定を取得したってことも説明すればよかったのかな。高校を卒業することがそんなに正しいことなんて知りませんでした。好きに生きててすみません」


怒りが収まらなかったのか、天野は連投。


「中退を美談みたいな言い方してるからアレなのかな。そんなつもりはないです。ただ一つの生き方かなと思いました。今まで高校中退したことを理由に何かを指摘されたことは無かったですが、高校中退という肩書きだけで判断されないように生きていかなければならないんだなと思いました。頑張ります」


天野は、ビールのCMに出演をすることを目標に、自身のインスタグラムに毎日ビールを飲む動画を10年間もアップし、〝ビール女子〟として話題に。グラビアや俳優業も地道に続けており、誰からも批判を受ける生き方ではない。


前出のスポーツライターが言う。


「ゆたぼんも、将来はこうした声に反論し続けなければならない道を自ら選んでいる。これまでは漠然と不登校ユーチューバーとして活動してきたが、ボクシングに出会ったのだから、これを極めてほしいよね。試合に勝ち続けて、それこそチャンピオンにでもなれば、誰も文句は言わないでしょうから」


ゆたぼんがプロのリングに上がるときのラウンドガールは天野で決まりだ。