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特撮ヒーローが「残酷すぎて子ども番組とは思えない」…“殺人”やひき逃げで苦情殺到!

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(画像)vchal/Shutterstock

毎週日曜の朝に放送されている特撮テレビドラマ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系)が、3ヵ月連続で「BPO案件」入りしていることが分かり、ネットをザワつかせている。

同番組は「スーパー戦隊」シリーズ第46作目で、登場する5人のうち2人はモーションキャプチャによる全編CGで描かれるキャラクターとなっているなど、それぞれに特徴があり、子どもたちの間で大人気。

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ところが、昨年3月の放送スタート以降、これまでに計4回も「BPO案件」となっているというから驚きだ。

主人公たちが警察に捕まる

一体、どのような苦情が寄せられているのか。

《特撮ヒーローもので、主役の1人が普段は大人しく優しい男性なのに、恋人が傷つけられて「彼女を傷つける奴はどんな人間でも絶対にゆるさない」と、悪人を殺してしまったのは残酷だ。悪人も、毎回普通の人間が敵の親玉に操られているだけなのに、どうして改心させたり救ったりせず、容赦なく殺してしまうのか。あまりにも残酷すぎて子ども番組とは思えない》

《ヒーローものの特撮ドラマで、主人公たちが犯罪を起こして警察に捕まったり、独房でけんかしたりしていた。こんなひどい正義の味方は見たことがない。こんなヒーローが子どもたちに受けているのだろうか。ふざけすぎで不愉快だ》

《子ども向け特撮ドラマで、出演者がほかの出演者に向けて消火器を噴射していたが、子どもがまねをしたら危険ではないのか》

昨年12月には「ひき逃げ」のシーンが物議を醸した。

「漫画家志望の女子高生・鬼頭はるか(オニシスター)が、仮免許中の路上教習にもかかわらず猛スピードでぶっ飛ばし、謎の存在・ドンムラサメを跳ね飛ばしました。助手席の試験官が狼狽する中、トドメを刺そうとさらにアクセルを踏み込む姿は、完全に子ども番組の域を超えていましたよ」(ネットライター)

ネット上では「イヤなら見るな」というファンの声も少なくないが、同番組はあくまでも子ども向けのスーパー戦隊シリーズだ。

制作サイドは真摯に批判の声を受け止めるべきではないか。

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