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JRA重賞『アメリカJCC』(GⅡ)東京スポーツ・三嶋まりえ記者の「推し活競馬」

三嶋まりえ
三嶋まりえ(C)週刊実話

みなさん、こんにちは。東京スポーツの三嶋まりえです! 今週から「推し活競馬」がスタート。的中で好発進を決めたいと思いますので、よろしくお願いします!

記念すべき最初の推奨馬は、『アメリカJCC』に出走するノースブリッジ。全5勝のうち4勝を左回り(うち3勝が東京)で挙げている上に、初の重賞VがエプソムC。戦績から私の中では、〝東京巧者〟のイメージが強くありました。


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なので、セントライト記念(10着)以来のこの条件はどうかな…と思っていたんです。それが、取材してみたらむしろ逆。この条件がプラスに出そうなんです!

奥村武調教師は「セントライトは着順が悪かったけど、内で押し込められた。レース後に岩田さんも〝スペースがあれば弾けていそうな手応えだった〟と言っていた。それに、追い切りでも右回りのほうがいいパフォーマンスをしているんだよね」とにやり。

天皇賞・秋を目標に据えていたので、左回りを多く使っていたものの「ベストは右回り」(同師)なんだそう。実際にデビュー2戦目の葉牡丹賞(1着)では、逃げて最速の上がりを使う強いレースを見せていました。

東京以上の走りが中山の舞台で期待できそう!

奥村師が「練習していくうちに体質が強くなって左回りも対応できるようになったけど、明らかに右回りのほうがいいパフォーマンスをしているし、これまでのこの馬のベストパフォーマンスは、やっぱり葉牡丹賞だと思っている」と言うように、東京以上の走りが中山の舞台で期待できそうなんです!

前走の天皇賞・秋は、相手も強く11着に敗れたものの、毎日王冠では5着。それも進境が見られる内容でした。

以前は出遅れると惨敗していた馬が、GⅠ馬相手に直線で内から差を詰めたのは、成長の証しでしょう。中間も順調に調整を進め「状態はすごくいい」と奥村師が太鼓判を押します。

条件&状態ともに◎なら文句なし! 単複の応援馬券を握りしめて、〝推し活〟したいと思います!

三嶋まりえ
東京都出身。2018年10月から美浦トレセンで取材を開始。競馬知識ゼロで配属されるも、ギャンブラーだった祖父の血が騒ぎ競馬好きに。22年8月に東スポレース部に加入した。予想は現場情報と直感を重視する。

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