いまや若い女性の間で〝副業〟として定着しつつある「パパ活」。しかし昨年、そんなパパ活業界に衝撃が走った。
「主にマッチングアプリを使ってパパ活していた女性に1100万円の追徴課税が課せられたんです。国税当局は、明らかにパパ活をしている女性をターゲットにし始めている。〝不法行為〟で儲けて脱税しているパパ活女子には同情の余地もないが、今後も金を支払っている〝パパ〟側の経費チェックを中心に、マッチングアプリ業者への調査や、SNSへの書き込みなどで特定。高額な追徴課税を女性たちに迫っていくつもりのようだ」(全国紙記者)
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これは一般女性に限ったことではない。実は、パパ活はかなり前からグラビアタレントや売れないアイドルの間でも行われているだけに、芸能界でも戦々恐々としている女性が多くいるという。
「売れないタレントやグラドルは派手にパパ活していることが多く、六本木や麻布界隈に芸能人専門のアテンダーも存在。税務署も、そうした人物の調査に入っている。今後、芋づる式にパパ活をしていたタレントに、高額の追徴課税が課せられる事態も予想されます」(同・記者)
数日で百万円単位の稼ぎ
こうした不測の事態に、タレントのアテンドをしている裏社会の人間たちも新たな策を講じているようだ。
「パパ活をしているタレントは、メジャーな雑誌のグラビアを飾るようなクラスや、国民的アイドルグループのメンバーも多数いる。そういった連中は、1人で数千万円の売り上げになることもあり、アテンダーたちは絶対に手放したくはない。そこで、海外に活路を見出し始めているんです」(芸能関係者)
これまで国内のパパ活業界で金を使っていたIT企業の創業者や有名企業の幹部は、個人資産を国税に調べられて足がつくようになってきた。このため、アテンドする対象者を海外の資産家にシフトして、金の流れをつかませないようにしているというのだ。
「ドバイあたりの富豪がターゲットです。日本でタレント活動をしている証拠となるDVDや雑誌などがあれば、かなり高額でセッティングできる。パパ活市場で高く売り込むために、芸能活動に励んでいるタレントもいるほどです。現在は、長めの休みが取れるとすぐに〝海外出張〟するグラドルやアイドルが多く、2~3日で数百万円稼いで帰ってくるケースもある」(同・関係者)
あなたの推しているアイドルも、休暇を利用してせっせと海外で〝パパ活〟をしているかもしれない。
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