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若林麻由美『おちょやん』再ブレークで50代“大人の色気”に熱視線!

Burin P / Shutterstock

NHK朝ドラ『おちょやん』が好評だ。女優を目指すヒロイン・千代を演じる杉咲花の好演はもちろんだが、千代の〝困った顔〟を見るために嫌がらせを続けた劇団の座長・山村千鳥を演じた若村麻由美の存在感が、ドラマを盛り上げたことは間違いない。

「ものを投げたり、怒鳴り散らすばかりか、新聞の誤植探しや四葉のクローバー探しなどをさせて、千代の稽古時間を奪うような嫌がらせを繰り返しました。しかし、その試練によって千代は大きく成長し、女優への思いをより強くした。そんな千代の姿を見て、なんと千鳥が自分の未熟さに気づき、劇団を解散して新たな道を歩み出すという、まさかの展開。映画の撮影所に紹介状を書き、千代の女優としての道を拓く、その別れ方も実に粋で格好よかった。〝千鳥ロス〟を嘆くドラマファンが多いのも納得です」(ドラマライター)

演技も素晴らしかったが、何より驚かされたのは若村の美しさだ。

「千代への厳しい表情や、キツいセリフの中に際立つ凛とした美貌は、とても50代半ばとは思えません。意地悪な役を演じていても、その眼差しや一つ一つの所作が美しく、大人の女の色気が滲み出てしまうのですからホンモノです」(同)

若林麻由美はバラエティー向き!?

若村は、高校卒業後、仲代達矢主催の『無名塾』へ。1987年のNHK朝ドラ『はっさい先生』のヒロインに抜擢され、人気女優へと駆け上がったが、2003年、新興宗教団体の代表との結婚後は、仕事を減らした。

「07年に夫と死別後も、大きなインパクトを残すまでの仕事には恵まれなかった印象ですが、今回の千鳥役で、一気に再ブレークしそう。すでに、所属事務所にはさまざまなオファーが舞い込んでいるそうです。実は癒やし系の性格で、発言も個性的。バラエティー番組向きだそうですから、今後、活躍の場を増やしそうです」(芸能プロ関係者)

だが、〝千鳥さん〟同様に若村が目指すのは、女優としての道のようだ。こんな話が伝わってくる。

「現在、若村が興味を持っているのは本格不倫官能作品だといわれています。近年、筒井真理子や有森也実など、実力派アラフィフ女優の艶演技が増えており、評価を上げている。若村も朝ドラで再評価されたことで、女優として映画史に名を刻みたいという思いが強くなっているようです」(同・関係者)

元朝ドラヒロインの〝全部見せ〟を大いに期待したい!

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