社会

『花やしき』の驚異のコスパ~ニッポンを支える「隙間ビジネス」舞台裏

「隙間ビジネス」舞台裏
「隙間ビジネス」舞台裏 (C)週刊実話Web 

昨年5月に『TDR(東京ディズニーリゾート)』は、追加料金を払えばより短い待ち時間でアトラクションを楽しめるチケットを導入。拝金主義ぶりが「〝夢の国〟ならぬ〝金の国〟」と揶揄されたが、そうした値上げ全盛の世の中で、注目を集めているテーマパークがある。

それが東京・台東区にある『浅草花やしき』だ。東京の下町が誇るこのレトロなテーマパークは、規模では『TDR』の足元にも及ばないが、その分、コスパが桁違いなのだ。

外国人観光客増加で再びにぎわうか!?

「昨年10月に終日フリーパスが300円ほど値上がりしたものの、飲食代を含め親子4人が1日1万円強で遊べる。無論、『TDR』や『USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)』に比べれば刺激の少ない乗り物ばかりだが、まったりとした時間が過ごせるんです」(旅行誌デスク)

この『花やしき』は、新型コロナウイルスが猛威を振るうまでは、多くの海外&国内観光客らで大にぎわいだった。〝古さ〟が人気を博していたのだ。

昨年10月の水際対策緩和以降、国内に外国人観光客が増えていることを考えれば、今年は再びインバウンドで活況を呈するかも。

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